ふきんとうだより

ふきのとう、フォーク、宮沢賢治、石川優子についてつらつら語ります

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藤井聡太王位対佐々木大地七段 王位戦第三局 藤井王位得意の角換わり先手番を制し防衛に王手

王位戦第三局も藤井聡太王位の勝ち

藤井聡太王位対佐々木大地七段で戦われている王位戦
藤井聡太王位の2勝0敗で迎えた第三局は、小樽市銀鱗荘にて行われました。
この対局で藤井王位が勝ち、3勝0敗となりました。あと一勝で防衛です。

一方、佐々木大地七段はカド番となってしまいました。病気を克服して、ここまで来た佐々木七段にもがんばってほしいものです。 

佐々木大地七段のプロフィール、病についてはこちらをご覧ください。

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一日目の形勢 

 
先手・藤井聡太王位の角換わりを後手・佐々木大地七段が、堂々と受ける形になりました。やはり、角換わりはまだ終わっていない模様。本局は、相腰掛け銀から、藤井玉が8八に入るという安定した囲いにしたのに対し、佐々木大地七段は右玉とバランスを取る構え。この違いがこれからどんな展開を見せるのでしょうか。
 

昼食

 

一日目終了時の形勢

藤井56:44佐々木。まだ、本格的な戦いに入っておらず、どちらが良いというほど離れていません。
 

二日目の戦い

佐々木大地七段は手駒の角を打ち込みました。その後、端と中央でのねじり合いとなりました。端で佐々木大地七段が馬を作りましたので、指しやすく見えましたが、藤井王位は取った桂で巧みに攻め、少しずつ有利に。

昼食

 

その後さらに形勢は藤井王位に傾きましたが、佐々木七段の攻めに対して☗8七玉で冷っとしました。しかし、ここで佐々木七段がチャンスを逃してしまいました。馬を引いたために☗4四香、1一角で藤井王位に見事に寄せられてしまいました。
 

今後の展望

これで藤井聡太王位は防衛まで、あと一勝となり、八冠制覇に向けて、また一歩前進です。佐々木大地七段はカド番となってしまいました。後がないので、悔いのないよう第四局がんばって下さい。

王位戦第四局は8/15,16に佐賀県嬉野市にて開催されます。藤井聡太七冠は、その前に王座戦の挑戦者決定戦が8/4にあります。相手は豊島将之九段です。