それに待ったをかけるかのように、挑戦しているのが、佐々木大地七段!
病気を克服し、フリークラスからはい上がって、タイトル挑戦者に。
それだけでもすごいことですが、佐々木七段は、棋聖・王位と二つのタイトル戦で並行して挑戦しています。そんな佐々木大地七段は、どんな棋士なのでしょうか?
【第64期 #王位戦 第一局1日目】
— 😸日本将棋猫🤔🍀 (@JshogiC) July 6, 2023
[#藤井聡太王位 (振り駒) #佐々木大地 七段]
両対局者プロフィール🧐
師匠「藤井王位は14歳でデビューでまもなく7年ですが、七段になっていればまあまあ順調だなという感じですが、七冠ですからね(ニコニコ)」
[藤井0(七番勝負)0大地]#将棋 #ABEMA #ShogiLive pic.twitter.com/nOaz5pHpSC
佐々木大地七段のプロフィール
長崎県対馬市出身。
深浦康市九段門下。〈将棋界では、ブロを目指すには必ずプロ棋士の弟子とならなければなりません。〉
2008年9月、6級で奨励会入り。
2016年(20歳) 三段リーグで次点を2回取り、フリークラスで四段・プロ棋士となりました。
2017年2月には、好成績を挙げて順位戦の参加資格を得ました。
佐々木大地七段の克服した病気とは
拡張型心筋症とは
拡張型心筋症とは心臓の筋肉がぺらぺらに薄くなり拡張して収縮力が低下する病気です。収縮力、拡張の程度もさまざまでほとんど症状のないものから、動けないほどの重症なもの、突然死するものまでさまざまです。狭心症、心筋梗塞のように冠動脈が詰まったりして心臓の収縮力が低下するものは虚血性心筋症と言います。他に薬剤、糖尿病性、AIDS、アルコールが原因で拡張型心筋症になる場合があります。ウイルス性心筋炎が原因となることもあります。原因のはっきりしない心筋症もあります。症状はいわゆる典型的な心不全症状が出現します。軽度の場合、動悸、息切れがあり、走ったり階段を上ると息切れ、呼吸困難がある。呼吸がぜいぜいする。咳がでやすい。足がむくむ。などの症状があります。 重症になると、じっとしていても息苦しい。仰向けに寝ることができない。呼吸が荒くなる。チアノーゼがでる等の症状がでて入院が必要となります。(医療法人徳洲会名古屋徳洲会総合病院のサイトより引用)
◤第1回 #ABEMA師弟トーナメント
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フリークラスとは
師匠・深浦康市九段の決意を促したもの
深浦康市九段と佐々木大地七段の温かい師弟関係
奨励会入会から 4年後、佐々木は二段のときにスランプに陥り、 降段の一歩手前まで追い込まれてしまった。これまで、降段を経験してプロになれた者はいない。 「あと3敗すると初段に降段というところまできてしまって。本当に苦しくて、どうしたらいいかわからなかった。その ときに師匠から初めて『 将棋を指そう』という連絡をいただきました」 深浦は佐々木を弟子に取るとき「三段までは指さない」と決めていたという。棋譜を送らせての添削指導はするが、それまでは自分で強くなる努力が必要だと考えていた。「師匠から一緒に将棋を指そうと連絡をもらったときは、本当に嬉しかった。常に自分を見てくれているんだな、と思いました。そのときに数局教わってアドバイスをいただきました。 そこから8連勝できたんです。そのおかげで三段に上がれました」 将棋はメンタル的要素が大きいとはいえ、あまりにも劇的な変化である。
詳しく知りたい方には、「師弟 棋士たち 魂の伝承」がおすすめです。ぜひ、お読みください。
深浦九段は師匠として、バランスの取れた人ですね。実際、師匠でも、実際に将棋を指して教えることはほとんどないと言われていました。入門する時に、棋力を見るために一局。そして、残念ながら、プロになれず断念したら、お別れに一局と言われていたものです。深浦九段も入門を許す前に一局、佐々木少年と指しましたが、「三段になるまでは指さないと決めていた」とあるように、手取り足取り教えたりはせず、まず自力で強くなる努力をするよう促していたことがわかります。
つづく