ふきんとうだより

フォーク、藤井聡太、宮沢賢治、佐々木朗希、石川優子についてつらつら語ります

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藤井聡太王位対佐々木大地七段 王位戦第四局 佐々木大地七段がカド番をしのぐ

佐々木大地七段が見事な勝利 藤井聡太王位は敗れ、八冠に向けて足踏み

8/15,16と佐賀県嬉野市で行われた王位戦第四局。85手で佐々木大地七段が見事な勝利。対戦成績を1勝3敗とし、カド番をしのぎました。一方、藤井聡太王位は、あと一勝で王位防衛ですが、八冠に向けて少し足踏みをすることになりました。しかし、あと一勝となっている藤井王位が依然として優位であることに変わりありません。
 

一日目

将棋は、先手番の佐々木大地七段が得意とする相掛りとなりました。慎重な指し手が続き、形勢互角のまま藤井聡太王位の封じ手(32手目)となりました。
 

一日目の昼食

二日目

昼の休憩前の評価値は、藤井43:57佐々木。解説によれば、どちらかが指しやすいというほどの形勢ではありません。

二日目の昼食

藤井王位 佐賀牛シシリアンライス
佐々木七段 佐賀牛ローストビーフ

中盤・終盤

☖3五飛から藤井王位の飛車が攻められる展開となりましたが、形勢は互角のまま指し手が進みます。佐々木七段の☗6一飛に対して藤井王位が攻め合いに出たため、後手玉に詰みが生じました。佐々木七段はその詰みを逃さず、見事な勝利となりました。
 

今後の展望

あと1勝となっている藤井聡太王位が依然として有利ですが、今回の勝利で佐々木大地七段はほっとしていることでしょう。第五局は8/22,23に徳島市にて行われます。今度は藤井聡太王位が先手番ですので、やはり藤井聡太王位がやや有利です。