ふきんとうだより

フォーク、藤井聡太、宮沢賢治、佐々木朗希、石川優子についてつらつら語ります

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六角精児さんと酒井敏也さんの「あしたのジョー」愛 ただ笑う澤田彩香アナ②

今回は、前回に続くパート②です。
パート①はこちら

 

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六角精児さんと酒井敏也さんを熱くさせる「あしたのジョー

あしたのジョーとは

 

あしたのジョー」をよく知らない読者も多いと思いますので、簡単に説明しておきますね。あしたのジョー」は、原作:高森朝雄梶原一騎)・作画:ちばてつやによるボクシング漫画。それを元にしたテレビアニメも放映されました。1970年から1971年にかけての第1作と、1980年から1981年にかけての第2作があります。物語は、東京・山谷のドヤ街に現れた風来坊の少年・矢吹丈(ジョー)が、元ボクサーの丹下段平の指導を受けてボクシングの道を歩み始めるところから始まります。ジョーは少年院で出会ったライバル・力石徹との死闘を経て、プロボクサーとして成長していきます。「あしたのジョー」は、社会的な反響も大きく、「巨人の星」と並んで、戦後最大のヒットマンガの一つとされています。現実のボクシング界にも影響を与えたほか、文化的な象徴としても語られています。発表から40年以上経った今でも、多くのファンに愛され続けている名作。

さて、熱い話はどう進んでいくのか。

 

酒井さんの幸せ 笑いが止まらない澤田彩香アナ

尾藤イサオさんの「あしたのジョー」を聴いた後で・・・

(酒井) 尾藤さんとお芝居一緒にやって、カラオケ行ったんですよ。地方で金沢の。カラオケ屋さんに行って、尾藤さんに「あしたのジョー」を歌ってもらったんですよ。正座ですよ、正座してね、聴いちゃった。曲終わったら、尾藤さんに「すみません、もう一曲、もう一回歌ってもらえますか?」尾藤さん2回歌ってくれて、「尾藤さん、本当にすみません。もう一回歌ってもらえますか?」って3回歌ってもらった。

(六角) 3回も。尾藤さん、えらいなあ。酒井君、いい加減にしないかと言わなかったんだ。

(酒井) そのころ近くに住んでたのね。その帰り。「ご飯食べて行こうか」ってお寿司ごちそうしてもらっちゃったよ。もうこんな幸せないよねえ。

(六角) ないよなあ。すごい。あしたのジョー歌ってくれた?3回も。尾藤イサオさんが。それでお寿司もごちそうしてくれた。いやあ、俺と飲み行った時に俺が勘定を払ったからね。みたいな感じで。

(酒井) そんな話・・言っていいよ。

(六角) いや、なんかさあ。まあ、それは全然いいんだけど。いや、ありがたかったんだよ。きっと酒井さんのことが。俺は普通なんだきっとさ。

 

 

六角さんは丹下段平になりたかった

(澤田) 六角さんもあしたのジョー、大好きだったんですよね。どのキャラクターが一番(お好き)?

(六角) 僕は丹下段平ですね。あの何ていうか、あのすごくやさぐれた感じのおっさんが、そのボクシングに対して純粋に、そしてジョーに対して純粋に愛するところ、そして、丈をリングに立たせて、ただあのバンバンマットを叩きながら非常に口うるさい「右だ。左だ」っていう男なんですね。そこら辺もわりと好きなんですけど。だから、人間としてそんなに、ちゃんとした人じゃない感じがするんですよ。段平っていうのは。

(澤田) なんか、最初結構お酒に溺れてというか。

(六角) ええ日雇いの労働をしながら、そう、決していい感じの人じゃないところがすごい好きで。自分は、小学校の時に丹下段平になり切ってる時がありましてね。横掛けしている同級生のことをずっと丈って言ってたんですよ。「丈、稽古だ」みたいな「トレーニングしようぜ」みたいなこと言ってたら、そいつ、おとなしいやつだったんですけど、2週間後ぐらいに「俺は丈じゃねーよ」って、怒鳴りつけられたことがありましたよ。そりゃそうだろうけど、なんかその時、俺も小さい声で「丈―」って言った覚えがありますから、それぐらい段平は好きですね。

(澤田) なりたかったんですね。

(六角) 丹下段平ですか?丹下段平になりたかったですね。世界チャンピオンになるような人を育てたかったんですよね。

 

ぼやく六角さん

酒井さんが尾藤さんにカラオケで三回も「あしたのジョー」を歌ってもらったというだけでもすごい話ですが、帰りにお寿司をごちそうしてもらったと聞いて、「俺は尾藤さんと食事をした時に勘定持ったのに・・・」とぼやく六角さん。いやいや、本音が見えて、それも微笑ましく感じられます。という訳で、澤田彩香アナは、やはり笑い続けています。