ふきんとうだより

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六角精児さんと酒井敏也さんの「あしたのジョー」愛 ただ笑う澤田彩香アナ

六角さんと酒井さんの「あしたのジョー」愛に澤田彩香アナの引き笑いも止まらない

きょうは、少し鼻声で「ふんわり」に登場された六角精児さん。ゲストに俳優の酒井敏也さんを迎えてあしたのジョーの話題で大いに盛り上がりました。進行の澤田彩香アナは、あしたのジョーをあまりご存じないでしょうが、お二人のあまりの熱の入れように、あの引き笑いが止まらないという、何とも楽しい時間でした。わたくし、ふきんとうは、リアルタイムではないものの、テレビの再放送で、すべて見ましたよ。でも、お二人の知識と熱意にはついて行けない。(笑) では、その会話を文字起こしでどうぞ。

酒井敏也さんの好きなボクサーはもちろん矢吹丈

(澤田) 9時に引き続き、10時台もゲストの俳優酒井敏也さんとお送りします。よろしくお願いします。先ほど9時台の最後にも「あしたのジョー」というキーワードがありましたけれども、今日は酒井敏也さんと六角精児さんの名曲遺産、お二人が大のボクシングファンということで、六角さんと酒井さんが愛する格闘技、ボクシングにまつわる曲をエピソードと共にこの10時台はお届けして行きます。ニュースの間もボクシングのお話でお二人盛り上がってましたけれども。

(六角) 酒井さんは好きなボクサーというのはどなたになるんですか?

(酒井) 矢吹丈ですね。

(六角) 矢吹丈ですよね。あしたのジョーはオンタイムで見てましたか? テレビですか、それとも漫画ですか?

(酒井) 漫画ですね。うん。少年マガジンで。

(六角) 俺がね、少年マガジンで初めて見始めた頃っていうのはちょうどもうね。ウルフ金串線が終わってたんですよ。それでね、ジョーがやさぐれて、旅に出てしまうちょっと前の力石戦の最後ぐらいだったのかな?

(酒井) じゃあ僕それより後だ。東洋タイトルマッチ取った時。

(六角) 実話みたいに言ってますけど、これアニメの漫画の話ですからね。

(酒井) 金竜飛のときに買った雑誌の付録があの丈のポスターだったんですよ。小学校五年生のときに。

(六角) あのブルーのパンツの。

(酒井) そうそう。あの下から上を見上げて上行くぞっていうあれよ。上京した時に持ってきたんですよ。ずっと取ってたんですよ。そう、それでそれを飾って、いつもこう拝んでいたんですよ。丈のような生き方。

(六角) じゃあ、その後で、自分がこれはいいと思って、高森朝雄ちばてつやの一巻から読み始めたって感じですか?

(酒井) それはお金ができたぐらいからかな。小遣い貯めて高校生の時に買ったのかな。

(六角) それまでは、あの金竜飛からずっとマガジンで最後のホセメンドーサまで見てたって感じ?

 

 

ちばてつやさんに会った

(酒井) それも、そんな子供の頃だから、まだマガジンも買えなかったんじゃないかな。立ち読みしたのかも。全部わかんなかったかもしれない。話が飛び飛びで。ただ、そのポスターはずっと取ってて、のちにちば先生と会うんですよ。サインしてもらって、額の上からサインしてもらって。うちに飾ってあるんですよ。見に来て! 
(澤田) 今日一番うれしそうなお顔。(笑…) 
(酒井) ちば先生にお会いできるなんて夢のような話。宇都宮で会ったんですよ。ちょっと人を介して。
(六角) じゃあ2人とか3人でってことですか?
(酒井) ちば先生、その頃文教大学の教授されてたのかな?それでちょっと食事もして、次の日学生と日光江戸村に行って、その時に千葉先生が僕のことを「あっ、これ酒井さん。僕の友だち」って言われて。神様から友だちって言われちゃって、もう本当なんだかよくわかんなくなっちゃって。
(澤田) (笑いながら)俳優業の話の時には見せなかった(笑顔ですね)。
 

 

六角さん、大いに語る

(六角) そこまで、ボクシングのあしたのジョーがお好きだというのはどこにあるんですかね?
(酒井) もういろんなドラマがあるし、丈の生き方、生き様ですね。
(六角) 僕も思うのは、決して王道ではないじゃないですか?どこかやっぱり裏道というか、そういうものを通りながら、華やかなところにいながら、何かちょっと違う面を持っているじゃないですか。そういうところがお好きだったりするんですね。
(酒井) 挫折した時、丈はこれ、どういう風に行けるんだろうとか、そういう教科書になってますよね。
(六角) どちらかというと丈って少数派な感じのヒーローだと思うんですよ。だってマジョリティの人間ではない気がする。大多数の人から、やっぱり俺はそんな奴じゃないって思いながら、なんかどこか世間に背を向けながら、生きている姿の輝きというか、それがあったりして、僕は少数派だと思います丈っていうのは。でも、その丈は少数派なんだけども、それが好きな人が一杯いるっていう。だってどちらかというと、楽して生きたいじゃないですか。人間って。だから華やかな世界の方がいいのに、この人はそうじゃなくて、つらいつらい道通って来てるような気がしてしょうがないですよね。普通だったら、大高会長のとこに入りますよ。やっぱりそう白木ボクシングジムに入るでしょう。それをあの丹下ジムでさ、ずっとやってるっていうこと自体が、どこかやっぱりこの・・・(酒井) へえ、そっか。(澤田)・・・(笑)・・・ 
(酒井) でも、丹下ジムだからよかったんだよね。
(六角) 僕らも丹下ジムだから好きだし、見てる人も丹下ジムだから好きだと思うんだけど。
(酒井) 白木ジムだったらドラマでてこないですね。話にならないですよ。
(澤田) あの話は尽きないんですけど、一曲聴きましょうか?ずっと、あしたのジョーの話をこの後もするんですけれども、まず一曲目、酒井さんからリクエストを頂きました。尾藤イサオさんの「あしたのジョー
 


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六角さんは、ジョーが裏道を行くマイノリティーのヒーローととらえているのに対して、酒井さんは、ちょっと意外だなという反応でしたね。さて、尾藤イサオさんの「あしたのジョー」を聴いた後、話題は酒井さんと尾藤さんのエピソードになります。そして、澤田彩香アナは笑い続けます。