佐々木勇気八段 矢倉右玉で快勝
佐々木勇気八段、タイトル戦初勝利!
— 白鳥士郎 (@nankagun) October 20, 2024
竜王戦第2局で藤井聡太竜王に勝ち、1勝1敗としました!
互いに先手番をキープ💪
藤井竜王は封じ手直後に形勢を損ね、やや意外な展開に。第1局とは立場が逆になりました。
そして2局目にして角換わり以外の戦型が出たのも意外。
次はどんな将棋になるか⁉︎
先手番の佐々木勇気八段。初手☗7六歩と指します。後手の藤井竜王は当然の如く☖8四歩。佐々木勇気八段の振り飛車も0%ではないものの、矢倉に組む出だしを選びました。しかし、後手の藤井竜王は中住まいから攻めの形を作っているため、佐々木八段も玉を矢倉に入れず右玉を選びます。事前の作戦なのか、藤井竜王の指し手を見て決めたのか分かりませんが、この作戦が最終的には決まりました。棋譜はこちらをご覧ください。
封じ手以降勇気八段有利に
封じ手は☗9七角。その後の藤井竜王の応手が疑問だったようです。特に62手目の☖8六角で形勢は一気に佐々木勇気八段に傾きました。その後も佐々木勇気八段はリードを広げていきます。8筋からの後手の攻めに対して、普通に矢倉に構えようとしていたら、おそらく先手は厳しかったでしょうが、右玉のため少しゆとりがあった感じです。また、藤井竜王が再三桂打ちで逆転を目指しますが、佐々木勇気八段の応手が的確。さすがの藤井竜王も逆転できませんでした。
佐々木勇気八段 リードを保ったまま勝利
第三局 10/25・26(金・土)京都府京都市「総本山仁和寺」
#竜王戦 第二局#佐々木勇気 八段が #藤井聡太 竜王に
— 将棋レーティング速報 (@shogilating) October 20, 2024
勝利し、対戦成績を1勝1敗としました。
第三局は10/25・26(金・土)に
京都府京都市「総本山仁和寺」で行われます。
今局の結果、両者のタイトル確率は
以下のようになりました。 pic.twitter.com/ocGqDbbc21