ふきんとうだより

フォーク、藤井聡太、宮沢賢治、佐々木朗希、石川優子についてつらつら語ります

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2023WBC準決勝 佐々木朗希投手対メキシコ打線

WBC準決勝・マイアミで佐々木朗希投手が先発しました。
 

スライダーをレフトスタンドに運ばれた

このメキシコ戦の佐々木朗希投手のピッチングは以下の通りでした。
1回表 先頭打者 三振 163km
     2番 大きなレフトフライ
     3番 三振 フォークが横に流れるため球場ではカットボールの表示
【初回は2三振を奪い上々の立ち上がりでした】
2回表  4番 シフトが当たってショートゴロ
         5番 レフト前H
              6番 朗希強襲の内野安打(腹部に当たる)
              7番 併殺
【打球が胸か腹部に当たるアクシデントがありましたが、併殺で切り抜けました」
3回表   8番  1塁ゴロ
    9番  3塁ゴロ
            1番  1塁ライナー
4回表   2番  空振り三振
               3番 レフトフライ
               4番  レフト前H
               5番  サード後方ポテンH
       6番 3HR
            7番  ショートゴロ
【3回まで無失点でしたが、4回に2本のヒットの後、スライダーをレフトスタンドまで運ばれました】
 
球数64、最速164km、被安打5(うちHR1)、奪三振3、失点3、与四死球0 という内容でした。

メジャーでとんでもないスターになるよ

Yahoo!ニュース(日刊ゲンダイ)は以下のようにまとめています。

佐々木朗希はWBC準決勝で“虚弱”返上 160km超え連発で全米に衝撃、メキシコ指揮官も絶賛!(日刊ゲンダイDIGITAL) - Yahoo!ニュース

侍ジャパンが誇る剛腕が全米に衝撃を与えた。 準決勝のメキシコ戦に先発した最速165キロ右腕・佐々木朗希(21=ロッテ)が、初回にいきなり今大会自己最速タイの164キロをマークするなど、160キロ超えを連発。二回1死一塁から、6番のL・ウリアス(ブルワーズ)の痛烈なライナーを腹部に受けて球場は騒然としたが、それでも「大丈夫」とマウンドに立ち続けた。  四回、L・ウリアスに甘く入ったフォークボールを左中間スタンドへ放り込まれる先制3ランを許しながらも、「最も重圧がかかる」とされる米国での準決勝で4回5安打3失点。「配球は間違っていなかった。投げ切れなかったところは反省点かな」と悔しそうだったが、メキシコのヒル監督は「彼がメジャーに来れば、とんでもないスターになるだろう」と太鼓判を押した。WBC公式ツイッターも「102MPH(約164キロ) from Roki Sasaki!」とインパクト十分の登板を伝えた。  試合後の会見で「近い将来、メジャー移籍の考えはある?」と米国の記者に聞かれた佐々木は「時期より、まずは日本でしっかりプレーして、その先に見えてくると思う」と涼しい顔で返した。さるメジャースカウトがこう言った。 「大船渡高時代の3年夏、岩手大会準決勝から連投になった決勝の登板を回避して話題になった。その年のU-18W杯では右手にマメを作って1イニングに登板したのみ。プロ入り後も体力不足が指摘されるなど、どうしてもひ弱なイメージが先行した。しかし、ロッテに入って2年。球団を挙げて体作りに取り組んできた成果が表れ、もう弱いイメージは消えました。このWBCでひと皮もふた皮も剥けた印象です」 米国お披露目となったこの日の快投で、メジャーリーグの評価はますます高まったようだ。」

さらなる成長へ

メキシコの先発投手の出来がとてもよかったので、3点リードを許して山本由伸に後を託すことになりました。しかし、ほとんどがメジャーリーグで活躍するメキシコ打線相手に良く投げました。もちろん、ストレートの速さだけでは抑えきれないことは明らかですが、今大会での経験を糧に、さらに成長することは間違いないでしょう。

最後は、侍ジャパンが逆転サヨナラ勝ちという劇的な試合となりました。