佐々木朗希・松川虎生の「完全」コンビ
発熱のため戦列から離れ、今日はほぼ1か月ぶりとなった佐々木朗希。そして、5か月ファームで鍛えられた松川。今日は昨年完全試合を演じたこの「完全」コンビが復活しました。そして、佐々木の投球は3回だけでしたが、ソフトバンク打線を完全に抑えました。
三回を投げ終え、松川虎生捕手とグータッチを交わす佐々木朗希投手。(撮影・田村亮介)#chibalotte #MarinesBaseball #佐々木朗希#松川虎生 #サンスポ pic.twitter.com/39ELwOHKR5
— マリーンズ情報@サンスポ (@sanspo_marines) October 14, 2023
佐々木朗希の投球内容
1回
初球セーフティーバントがピッチャーライナーになりました。初回から161km出ており、相当気合いと力が入っています。松川が5か月ファームで鍛えられたせいか、体が全体的に引き締まりました。二ゴロ。柳田に対してフォーク4連投で三振。左バッターのひざ元のフォーク、ストレートはいつもと同じように威力があります。
2回
4番近藤に対しては力ではなくコースを狙ったピッチングをしました。追い込んでからは、一転してまっすぐを続けて、160kmの真ん中で三振。今日は配球がよく考えられているのと、コントロールもまずまずです。センターフライ。やはり松川だと投げやすいのでしょう。162kmインコース。フォークの握りを見せていたがストレートでショートゴロに打ち取りました。(ここまで26球)
3回
外のスライダーを続けましたが、最後はフォークで三振(3)。158kmのストレートにタイミングが合わない。これは、フォークに合わせているバッターに対して、ストレートが効果的だということ。160km。フォークで三振。157kmストレート外角ギリギリ。162kmのストレート、ボールだがいい球。センターフライ。3回をパーフェクトに抑えましたが、今日はここまで。(41球)
佐々木朗希の今日の成績
もう少し投げられた感じですが、今日は50球までと決まっていたのかもしれません。3回で41球になったので、そこまでとなったのでしょう。この後勝ち進めば、CS・日本シリーズでの登板もあり得ます。そうなれば、もっと投げる姿を見られます。期待しましょう。松川が戻って来たのが大きいですね。
おもしろいシーン
6回裏、安田にバントのサインが出て、バント失敗。2ストライクに追い込まれたため、サインはヒッティングに。そこで安田はタイムリー2塁打を放ちました。値千金です。その時ベンチで手を合わせて謝る吉井監督の姿が見られました。バントさせてごめんな、と言う感じでしょうか。でも、バントの指示そのものは間違っていなかったですけどね。