ふきんとうだより

フォーク、藤井聡太、宮沢賢治、佐々木朗希、石川優子についてつらつら語ります

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佐々木朗希 CS 1stステージ第1戦 3回をパーフェクトに抑える

佐々木朗希・松川虎生の「完全」コンビ

発熱のため戦列から離れ、今日はほぼ1か月ぶりとなった佐々木朗希。そして、5か月ファームで鍛えられた松川。今日は昨年完全試合を演じたこの「完全」コンビが復活しました。そして、佐々木の投球は3回だけでしたが、ソフトバンク打線を完全に抑えました。

佐々木朗希の投球内容

1回

初球セーフティーバントがピッチャーライナーになりました。初回から161km出ており、相当気合いと力が入っています。松川が5か月ファームで鍛えられたせいか、体が全体的に引き締まりました。二ゴロ。柳田に対してフォーク4連投で三振。左バッターのひざ元のフォーク、ストレートはいつもと同じように威力があります。

2回

4番近藤に対しては力ではなくコースを狙ったピッチングをしました。追い込んでからは、一転してまっすぐを続けて、160kmの真ん中で三振。今日は配球がよく考えられているのと、コントロールもまずまずです。センターフライ。やはり松川だと投げやすいのでしょう。162kmインコース。フォークの握りを見せていたがストレートでショートゴロに打ち取りました。(ここまで26球)

3回

外のスライダーを続けましたが、最後はフォークで三振(3)。158kmのストレートにタイミングが合わない。これは、フォークに合わせているバッターに対して、ストレートが効果的だということ。160km。フォークで三振。157kmストレート外角ギリギリ。162kmのストレート、ボールだがいい球。センターフライ。3回をパーフェクトに抑えましたが、今日はここまで。(41球)

佐々木朗希の今日の成績

3イニング、41球、4奪三振、0四死球、0失点
もう少し投げられた感じですが、今日は50球までと決まっていたのかもしれません。3回で41球になったので、そこまでとなったのでしょう。この後勝ち進めば、CS・日本シリーズでの登板もあり得ます。そうなれば、もっと投げる姿を見られます。期待しましょう。松川が戻って来たのが大きいですね。
 

おもしろいシーン

6回裏、安田にバントのサインが出て、バント失敗。2ストライクに追い込まれたため、サインはヒッティングに。そこで安田はタイムリー2塁打を放ちました。値千金です。その時ベンチで手を合わせて謝る吉井監督の姿が見られました。バントさせてごめんな、と言う感じでしょうか。でも、バントの指示そのものは間違っていなかったですけどね。