ふきんとうだより

フォーク、藤井聡太、宮沢賢治、佐々木朗希、石川優子についてつらつら語ります

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藤井聡太名人対豊島将之九段 王座戦挑戦者決定戦 藤井名人八冠に向けて前進

2023/8/4(金)に行われた王座戦挑戦者決定戦。角換わりを避けて工夫を見せた豊島九段でしたが、終盤のねじり合いを制したのは、藤井聡太竜王名人。いよいよ八冠制覇に向けて永瀬拓矢王座に挑戦します。

藤井聡太竜王名人が挑戦者に

藤井聡太竜王名人が先手に 

振り駒の結果、藤井聡太名人が先手になりました。これだけで、藤井聡太名人が指しやすいのではと感じてしまうほど、藤井聡太名人は先手番の勝率が高いのです。今年度は、ここまで10勝0敗と、先手番では負けなし。こうなりますと、後手の豊島将之九段が振り飛車を採用する可能性が高くなりました。藤井聡太名人は先手で、お茶のあと飛車先を突く一手なので、後手が角道を開けてから飛車を振る進行を無条件で選択できるからです。
 

戦型は相雁木に

しかし、豊島九段は、振り飛車にせず、飛車先を突いたため居飛車で行く方針であることが、はっきりしました。先手・藤井聡太名人が角道を開けて、角換わりはどうですか?との問いかけに、後手・豊島九段は角道を開けず、むしろ村田システムのような出だしを選びました。角換わりもなくなり、相雁木からゆっくりと長い中盤に入ったのです。

 

昼食

 

夕食

午後5時夕食休憩前でも50:50。しかし、藤井聡太竜王名人の飛車が動き出して、評価値も藤井60:40豊島に。しかし、☗6二歩で豊島九段55(AIも揺れている>50) そして、6時になっても結局50:50のままで夕食休憩となりました。
藤井聡太竜王名人・やまがそば「玉子とじうどん」
豊島将之九段・やまがそば「玉子とじそば」
 
 

寄せに

夕休後、形勢は徐々に藤井聡太名人に傾いていきましたが、☗1六歩でまたほぼ互角に。豊島九段もなかなか決め手を与えません。このあたりで、解説の中村修九段は「後手にも何か勝てる筋がありそうだけどなあ」と言っておられましたが、互角のまま、双方一分将棋に。☗4九玉が驚きの一手。☖7八と☗3三歩で逆転して豊島九段の評価値が59>60に。藤井名人も妖しい手を連発していきます。豊島玉がもう少しで入玉かという所まで行きましたが、☖6五玉でついに藤井97となり、159手で藤井名人の勝ちとなりました。
 

八冠制覇に向けて、いよいよ王座戦5番勝負に

永瀬拓矢王座との番将棋は、8/31(水)に第一局が行われます。