雨が続く季節が近づいて来ました。我が家でも紫陽花が少しずつですが、色づいてきています。今回は、6月に聴きたい「ふきのとう」の2曲を紹介します。
ふきのとう 『紫陽花』
1983年 アルバム「011」に収録
作詞・作曲 細坪基佳
紫陽花は 雨の季節によく似合う 可憐な花どんな色と 決められぬ微妙な 淡い花模様人はそれを 心変わりになぞらえる
英語では、hydrangea(ハイドレンジャ)
ふきのとう 『濡れたコートに濡れた雨傘』
1975年 アルバム「ふたり乗りの電車」に収録
作詞・作曲 山木康世
雨の降る日に 帰りのバスで君を見つけたよ濡れたコートに 濡れた雨傘みんな素敵だった駆けて行って 君とふたりお話したい 僕だったのに君も黙って 知らん顔して雨に消えてった濡れたコートに 濡れた雨傘みんな素敵だった
アルバム「ふたり乗りの電車」はふきのとうのセカンドアルバム。
まだ初々しさの残るふきのとうのふたりが、さわやかに歌い上げています。
その中でも、この『濡れたコートに濡れた雨傘』は軽快なカレッジフォーク調のかわいい曲。
淡い恋心が濡れたコートと雨傘を通して歌われています。
語り入りの曲
この曲は間奏の部分に語りが入っています。
リードボーカルの細坪さんが
「君は髪を短くして ずい分大人に見えました
また夏が来ます この長い雨が過ぎたら」 と言うのですが、
ベテランになってから
「君は髪を短くして ずい分おばさんに見えました」とコンサートで
言いかえて笑いを誘っていました。
若い時からふきのとうを聴いて来て、それなりの年齢に達していた女性ファンは
笑えなかったかもしれません。
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