ふきんとうだより

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六角精児さんと澤田彩香アナ スタンドそばについて語る

NHK-R1朝の「ふんわり」木曜日担当の六角精児さんと進行の澤田彩香アナが、オープニングで『スタンドそば』について、熱く、そして楽しく語っておられました。そこで、今回はおふたりの軽妙な『スタンドそば』についてのやり取りを再現してみましょう。
 

『スタンドそば』に行ったらしいですね

 
おはようございます。ふんわり木曜日担当の六角精児です。
 
おはようございます。アナウンサーの澤田彩香です。6月15日木曜日午前8時30分になりました。
 
(六角)澤田さん、なんかあれですって、スタンドそばに行ったらしいですね。
 
(澤田)行ってきました。あの「六角精児の無理しない生き方」に、六角さんが好きな食べ物『スタンドそば』って書いてあったので、私、立ち食いそばのことかなーと思って。
 
(六角)まあ、そうです。駅とかにある。まあ、街中にもあったりするんですけど、あの立って食べるおそばと、ちょっと座ったりするスペースがついているところを、自分としては『スタンドそば』というふうなイメージで呼んでるんですけどもね。
 
(澤田)行ったことがなかったので。
 
(六角)結構そういう方多いと思うんです、女性の方で。やっぱり圧倒的に男性の方が多いからね。それで、どうでした?

ガッと出入りしないと

 
(澤田)行ったら、店内が三角形のお店だったんですけど、なんかカウンターがくの字になっていて。私一番奥に入っちゃって、なんかサラリーマンのおじさま2人が背中にいて、どうしよう?いつ出たらいいんだろう。
 
(六角)やっぱり、そこはもう、ガッと行かないと。もうすっごい朝混んでたりして、わっさわっさと両側に立ち食いスペースが並んでるとこあるんですよ。そういうところにはね、もうガッと行かないと。向こうもガッと、なんで押すんだよっていうことではないんですよね。なんか暗黙の立ち食いそば屋内の法則みたいな。
 
(澤田)誰も話していないのに、なんか人の動きがスムーズなんですよ。
 

カパカパと器を洗う音が好き

 
(六角)で、ねえ。あのなんか何か洗ったりするカパカパっていう、あのそばの器の音がカパカパって聞こえて。あれが、俺非常に好きなんですけど。
 
(澤田)しかもその店はなんかお店に6人ぐらいしか入れないので、あふれ出た人が歩道で食べてるんですよ。
 
(六角)うん、あります。たまに。それが良いのか悪いのか分からないんですけどね。
 
(澤田)スーツ着た人がお箸でズズズとかやりながら。普通に目の前をどう車がぶわーって走ってて。
【澤田さんが訪れたのは、駅の立ち食いそばではなくて、通りに面したお店だったようですね】
 
(六角)あれ、どこまで許されるのかね?そば屋の脇ぐらいだったらいいけど、例えば150m離れて、それを突然食べてる人がいたら、それは、もはやスタンドそばじゃないでしょ。
 
(澤田)持ち帰りですね。
 
(六角)あのカパカパっていう器を持ってるわけじゃないですか。それでだからやっぱなんか常識的なものが、やっぱり人間って働くから、そこの中でやってるんだろうね。何食べたんですか?
 
(澤田)えっと、かき揚げが載っている冷たいおそばを食べました。ちょっと暑かったので。
 
(六角)もう季節ですからね。じゃあ、ちょっとずつあのだしにかき揚げをしみこませて、ふにゃとさせながら? それとも、カリッと行く方ですか?
 
(澤田)最初にカリって行ったんですけど、食べるのが遅くて、どんどんふにゃふにゃになって。
 
(六角)ごく自然じゃないですか。食べるのが早すぎてしなしなにならないってことが俺の場合あるから。最初にギュッとね、ちょっとそばのスペースをあけて、中にちょっと傾けてね。この話、絶対終わらないですよ。なんかあのそば粉の比率がそれぞれの店によって違うって話もしたいぐらいなんですけど、いや、なかなかいろいろあるんですよ。そば粉がどこが一番入ってるかとかね。あの何割以上入ってないと本当だったらそばとは言えないとかね、いろいろとあるんですけども、そんなことやってると時間がなくなるわけで・・・では、今日の一曲参りましょうかね。ええ、それでは聞いてください。

アストラッド・ジルベルト “Fly me to the moon”

 
 

何か微笑ましくて、ふんわりとしたオープニング

 
『スタンドそば』から本格的なそばの話になりかけたところで、この微笑ましくて、ふんわりとしたオープニングは終わった訳ですが、六角さんだけだと、ここまでのふんわり感はないかな。六角さんの「俺わね」と澤田さんの「おっとり感」がうまく融合して「ふんわり」しているのでしょう。
 
澤田彩香アナの紹介
 
さわやかなお声とおっとりとした語り口調がいいですね! すっかりわたしも慣れて、聴いてて心地よく感じています。お声と話し方からすると30代かなー。ちょっとプロフィールを拝見してみましょう。
 
 
澤田彩香さん 
1990年生まれ 33歳ですね。滋賀県大津市出身、東京大学工学部卒。既婚。
現在、NHK R1「ふんわり」の火・木担当。火曜日は「キムにい」こと木村祐一さん、木曜日は今回取り上げましたように六角精児さんが相棒。どちらも語りが上手ですが、澤田彩香アナがおふたりの良いところを上手に引き出しておられます。前任の吾妻アナほどのベテランではありませんが、とても好感度の高い方です。