ふきんとうだより

フォーク、藤井聡太、宮沢賢治、佐々木朗希、石川優子についてつらつら語ります

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佐々木朗希 ストレートで三振を

ロッテマリーンズの佐々木朗希投手。今年は、球速よりも制球を重視しているような印象があります。5勝してはいますが、どうも心配なのです。何が心配なのかと言いますと、佐々木朗希は、165km投げられるのに、セーブしているのならいいのですが、昨年から今年までを見ていると、むしろストレートの速さと切れが落ちているのではないかと感じられることが、まず一点。もう一つは、その結果として、ストレートで三振を取れなくて、フォーク勝負になっていることです。

佐々木朗希投手の球速と制球のバランスに関する懸念

佐々木朗希投手は、その圧倒的な球速で知られていますが、今年は制球を重視する姿勢が見受けられます。これは彼の成長と進化の一環と考えることもできます。ピッチャーとしての長期的なキャリアを考えた場合、球速だけに依存するのではなく、制球力や変化球の精度を高めることは非常に重要です。また規定投球回到達のために、今季は球数を増やしており。全力では投げていないのかもしれません。これは、今後の成長のためには、どうしても必要な部分でしょう。しかし、もし球速の低下が別の要因によるものなら、例えば肩かひじの違和感によるものであれば、適切な見極めが不可欠でしょう。

フォークボールへの依存

三振の数はまずまずですが、フォークボールへの依存が高まっていることは気になる点です。これは、打者が佐々木投手のストレートに慣れてきたと同時に、佐々木がストレートでは勝負できないと感じていることの表れだからです。彼が多様なピッチングスタイルを身につけ、打者を翻弄するための戦略の変更と見ることもできますが、どうもそこまでの余裕は感じられません。

ストレートをもっと生かせないか

「ストレートをもっと厳しい所に投げて、ストレートで三振を取れるような投球術が必要なのではないか」という見方もあります。私は、こちらの方が現実的ではないかと思っています。ストレートの速さだけでなく、その投げるコースやタイミングが打者を抑えるための鍵となります。佐々木投手がストレートでもっと三振を取れるなら理想的です。そのためには、制球力をさらに磨き、ストライクゾーンの隅々を突く技術を高めることが求められます。特にインハイですね。そこを効果的に攻めないと、打者はしっかりと踏み込んできます。しかし、それは難しい、今はフォークに頼るしかないというのであれば、長い目で見ると不安定なまま行くことになりかねません。
清水直行氏の見方も参考になります

今後の展望

佐々木朗希よ、もっとストレートで三振を!と言うのは、素人の戯言でしかありません。でも、本音ですし、理想形だと思うのです。来季大リーグ行きの可能性もありますし、長い目で見たトレーニングや投球術に期待しています。