ふきんとうだより

フォーク、藤井聡太、宮沢賢治、佐々木朗希、石川優子についてつらつら語ります

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藤井聡太竜王名人 対 永瀬拓矢王座 王座戦第三局 藤井竜王名人が勝ち八冠まであと一勝

藤井聡太竜王名人が永瀬拓矢王座に挑戦する王座戦。1勝1敗のタイで迎えた第三局が名古屋市で行われました。藤井聡太竜王名人の八冠制覇か永瀬拓矢王座の名誉王座かという大一番。何と大逆転で藤井聡太竜王名人が勝ちました。これで八冠制覇まであと一勝となりました。この対局を振り返ってみましょう。
 

序盤

端を突いた後手の永瀬王座に対し、手抜きした藤井竜王名人。永瀬王座は振り飛車にも変化できる陽動作戦でした。端を付き越して、より変則的な序盤になりました。その後、戦型は雁木に。昼食休憩の時点では、50:50。
 

昼食

 

中盤

先に仕掛けたのは先手・藤井竜王名人で☗3五歩。その後、永瀬王座の飛車が7筋に回って、藤井玉を狙います。9筋にも手を付け、端を後手が破ります。このやり取りで、藤井竜王名人の評価値が落ち、34:66となりました。永瀬王座やや有利でしょうか。
 

夕食休憩

 

終盤

永瀬王座、飛車を切り、先手玉を薄くして、☖5七金と打ち込んで寄せに入りました。このあたりでは、藤井竜王名人は相当悪いと思っていたに違いありません。飛車を渡し、☗3三桂成から反撃です。65手目に☗2一飛で王手。ここで永瀬王座に痛恨のミスが出ました。底歩ならしっかり受けられましたが、飛合いしたため、金の両取りを食らうことになりました。攻めの要の金を取られ、完全に逆転。最後は詰みまで指しませんでしたが、6筋が壁になっているために後手玉が逃げられず、永瀬王座無念の投了となりました。
 

藤井竜王名人に大きな一勝

内容的には永瀬王座が勝ち切るかに見えましたが、一手の受けまちがえで大逆転となりました。永瀬王座の序盤の構想、中盤のさばきは見事でした。勝った藤井竜王名人もうれしいというより、申し訳ないという堅い表情でしたね。しかし、こういう勝ち方ができるのが、やはり藤井竜王名人の強みでしょう。いよいよ、八冠制覇まであと一勝となりました。第四局は10/11(水)京都市で行われます。