#王位戦
— 中日新聞 東京新聞 将棋【公式】 (@chunichishogi) July 7, 2024
午後4時14分に始まった第1局千日手指し直し局は、後手の藤井聡太王位が136手で挑戦者の渡辺明九段に逆転勝ちし、シリーズ先勝をあげました。第2局は17、18日に北海道函館市の「湯元 啄木亭」で指されます。 pic.twitter.com/cPbOwITBRB
第65期王位戦第一局は千日手指し直し
先後入れ替えての千日手指し直し局は、徐々に渡辺九段が優位になりました。持ち時間も少ない藤井王位は、20時40分の時点で、藤井1:99渡辺と絶体絶命の劣勢です。双方一分将棋になったものの渡辺九段が間違えなければ終わりという形勢になりました。
渡辺九段が詰みを逃す
118手目☖4一銀とした所で藤井玉に詰みが生じました。
ここまで追い詰めた渡辺九段でしたが、残念ながら長手数のため読み切れなかった模様です。感想戦の両者のやり取りからすると、藤井王位はここで自玉に詰みがあることに気付いていたようです。九死に一生を得た藤井聡太王位がついに逆転。その後、藤井王位も間違えて互角に。しかし、☗4二竜で90:10になりました。二転三転する形勢に二人とも精魂尽き果てた様子です。「投げられない渡辺九段を久しぶりに見た」とは解説の鈴木大介九段。
2024年7月6日~7月7日 七番勝負 第1局 藤井聡太王位 対 渡辺明九段|第65期王位戦
ここまで追い詰めた渡辺九段でしたが、残念ながら長手数のため読み切れなかった模様です。感想戦の両者のやり取りからすると、藤井王位はここで自玉に詰みがあることに気付いていたようです。九死に一生を得た藤井聡太王位がついに逆転。その後、藤井王位も間違えて互角に。しかし、☗4二竜で90:10になりました。二転三転する形勢に二人とも精魂尽き果てた様子です。「投げられない渡辺九段を久しぶりに見た」とは解説の鈴木大介九段。
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— イカす!🇺🇦(応援しよう能登) (@COOLsuica) July 7, 2024
136手で藤井聡太王位の大逆転勝ち
99:1となってからは、正確に対応した藤井王位が136手で勝利を収めました。詰みを逃した渡辺九段は残念でしたが、一分将棋で長手数を読み切れなかったのは仕方のない所。藤井王位以外は誰も詰みを見つけていなかったのですから。月並みですが、最後に間違えた方が負けという結果でした。途中であきらめず、少しでも間違えれば逆転できるという所まで粘った藤井王位をほめるべきでしょう。
最後まで相手に敬意を持ち
— じゅり (@julliacci) July 7, 2024
勝ちが決まっても謙虚を貫く姿勢。
自然と身につけている王者のふるまいを
こんな凄まじい一局の終盤にも見せてくれた藤井王位。
そして激戦を敗れた直後に
柔らかい表情で話しかける渡辺九段。
真夏の王位戦開幕局がドラマチックすぎる。
藤井王位おめでとうございます。 pic.twitter.com/fBB8AF1BSn