ふきんとうだより

フォーク、藤井聡太、宮沢賢治、佐々木朗希、石川優子についてつらつら語ります

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石川優子 シンデレラサマー

シンデレラサマー

夏の幕開けを知らせる曲 石川優子 シンデレラサマー

梅雨が明けると、いよいよ夏がやって来ます。若い時は、夏というと長い休みの時期ですし、出かける機会もあり、何かと楽しくてうきうきしていましたね。
今はどうなのよ? と言われますと、うっと言葉に詰まってしまうわけですが、
そんな、夏のうきうき感、ときめき、夢にあふれる若さを思い出させる曲があります。それは、石川優子さんの「シンデレラサマー」 1981年の大ヒット曲です。
 

ベストテン7位が最高

自分の記憶では、石川優子さんはテレビのベストテンにもよく出演していたので、この曲だいぶ上位に行っていたと思い込んでいたのですが、よく調べてみますと、オリコンチャートでは、最高が10位TBSテレビのザ・ベストテンでは7位だったんですね。(wikipediaによる) あの黒柳徹子さんと久米宏さんが司会していた、若者はみんな見ていた番組です。木曜日の9時からでしたね。ぼくはてっきり3位くらいは行ってたろと思っていました。JAL'81・沖縄キャンペーンソングに採用されてましたしね。
 

1979年デビューし、7枚目のシングル

このシンデレラサマーで大ブレイクした石川優子さんですが、歌手デビューは1979年(20歳)。この曲が7枚目のシングルでした。ここまでの流れを少しまとめておきましょう。
1978年、第16回ヤマハポピュラーソングコンテスト[3](通称ポプコン)はバンドで出場。予選通過ならず。しかし、つま恋本選会で入賞した他人の曲を歌唱する。
1979年 沈丁花でデビュー。2枚目は「レットミーフライ」。3枚目「クリスタルモーニング」
1980年 4「ラブ イズ ドリーム」5「素敵なモーニング6「Kiss me すうぃ〜と」
 

実力派アイドル風シンガーソングライターの誕生

沈丁花」は何か淋しい演歌風歌謡曲。シンガーソングライターの優子さんとしては、本意ではないデビュー曲だったでしょう。2枚目の「レットミーフライ」でようやく自作の曲がシングル曲となります。「クリスタルモーニング」はコルゲントローチのCM曲で、話題になりましたが、自作ではありません。この後、歌唱力はあるのに、アイドル路線にもはまらず、伸び悩んでいたところで、ついに「シンデレラサマー」(作詞・作曲/石川優子)大ブレイクしました。実力派アイドル風シンガーソングライターの誕生です。