ふきんとうだより

フォーク、藤井聡太、宮沢賢治、佐々木朗希、石川優子についてつらつら語ります

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石川優子 シンデレラサマー

シンデレラサマー

夏の幕開けを知らせる曲 石川優子 シンデレラサマー

梅雨が明けると、いよいよ夏がやって来ます。若い時は、夏というと長い休みの時期ですし、出かける機会もあり、何かと楽しくてうきうきしていましたね。
今はどうなのよ? と言われますと、うっと言葉に詰まってしまうわけですが、
そんな、夏のうきうき感、ときめき、夢にあふれる若さを思い出させる曲があります。それは、石川優子さんの「シンデレラサマー」 1981年の大ヒット曲です。
 

シンデレラサマーの歌詞

今 南の島には マリンブルーのそよ風
太陽の光のせて 戸惑うふたり くすぐるの

ほら 渚の少年が 灼けた肌を踊らせて
笑いながら手招きする 小さなボートが揺れるわ

誘われて Tropical Dreamin'
はじけるの Tropical Dreamin'
海と空が溶け合うように
ふたりで寄り添う Sunrise Beach

そう 今 このときから 私 夏のシンデレラ
エメラルドに染められて 潮にゆらめく魚のよう

ねえ 強く抱きしめて 白い珊瑚に腰かけ
ささやいて 甘い言葉 波のざわめきにまぎれて

誘われて Tropical Dreamin'
ときめきの Tropical Dreamin'

こんな気持初めてだから
裸足で駆け出す Sunset Beach

誘われて Tropical Dreamin'
はじけるの Tropical Dreamin'

海と空が溶け合うように
ふたりで寄り添う Sunrise Beach

 

作詞 石川優子

 

ベストテン7位が最高

自分の記憶では、石川優子さんはテレビのベストテンにもよく出演していたので、この曲だいぶ上位に行っていたと思い込んでいたのですが、よく調べてみますと、オリコンチャートでは、最高が10位TBSテレビのザ・ベストテンでは7位だったんですね。(wikipediaによる) あの黒柳徹子さんと久米宏さんが司会していた、若者はみんな見ていた番組です。木曜日の9時からでしたね。ぼくはてっきり3位くらいは行ってたろと思っていました。JAL'81・沖縄キャンペーンソングに採用されてましたしね。
 

1979年デビューし、7枚目のシングル

このシンデレラサマーで大ブレイクした石川優子さんですが、歌手デビューは1979年(20歳)。この曲が7枚目のシングルでした。ここまでの流れを少しまとめておきましょう。
1978年、第16回ヤマハポピュラーソングコンテスト[3](通称ポプコン)はバンドで出場。予選通過ならず。しかし、つま恋本選会で入賞した他人の曲を歌唱する。
1979年 沈丁花でデビュー。2枚目は「レットミーフライ」。3枚目「クリスタルモーニング」
1980年 4「ラブ イズ ドリーム」5「素敵なモーニング6「Kiss me すうぃ〜と」
 

実力派アイドル風シンガーソングライターの誕生

沈丁花」は何か淋しい演歌風歌謡曲。シンガーソングライターの優子さんとしては、本意ではないデビュー曲だったでしょう。2枚目の「レットミーフライ」でようやく自作の曲がシングル曲となります。「クリスタルモーニング」はコルゲントローチのCM曲で、話題になりましたが、自作ではありません。この後、歌唱力はあるのに、アイドル路線にもはまらず、伸び悩んでいたところで、ついに「シンデレラサマー」(作詞・作曲/石川優子)大ブレイクしました。実力派アイドル風シンガーソングライターの誕生です。
最近、Xで貴重な写真を見つけました。