ふきんとうだより

フォーク、藤井聡太、宮沢賢治、佐々木朗希、石川優子についてつらつら語ります

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藤井聡太竜王名人 八冠に向けて前進 王座戦挑決トーナメント準決勝 


「若き帝王」藤井聡太竜王名人対「レジェンド」羽生善治九段

この二人が王座戦挑決トーナメント準決勝でぶつかりました。
現七冠の藤井聡太竜王名人が八冠を目指して一歩前進するか、
はたまた、永世七冠羽生善治九段が通算100期を目指して前進するか。
どちらが勝っても、ものすごい記録に向かって行きます。
角換わりの将棋
戦型は角換わりとなりました。
最近、角換わりは終わったという声も聞かれますが、後手で角換わりに挑んだ羽生九段としては、勝てる変化があると見ているのでしょう。
序盤、中盤と互角の形勢が長かったのですが、中盤後半の攻防で、徐々に藤井聡太竜王名人に評価値が振れて行きました。

その後、また50:50に戻ったものの、羽生九段の攻めが少し足りない模様で、109手目で藤井73:27羽生となりました。先に一分将棋となった羽生九段。☖4六歩で攻めをつなぎますが、藤井聡太竜王名人も☗7一竜と攻め合いに出ます。羽生九段、さらに藤井玉を追い詰めますが、攻めきれず投了となりました。

藤井聡太竜王名人 次は豊島将之九段対渡辺明九段の勝者と

羽生九段を下した藤井聡太竜王名人。次はもう一つの準決勝を戦う豊島将之九段対渡辺明九段の勝者と当たることになります。どちらになっても容易ではありませんが、ここまで来ると挑戦者になる可能性はとても高くなりました。

王座戦挑戦者決定トーナメント

終局後のコメント

藤井聡太竜王名人
終盤も自信のある局面ではありませんでしたが、☗7一竜と指したあたりで、勝ちを意識しました。
羽生善治九段
(100期を目指すことについて)次のチャンスを目指して、またがんばります。