王将戦第四局は羽生九段の勝利
2/9,10に行われた王将戦第四局。羽生善治九段が107手で快勝。対戦成績を2勝2敗のタイにしました。戦型は、藤井聡太王将が最も得意とする「角換わり」。羽生九段は、その戦型にひるまず挑みました。
藤井聡太王将に羽生善治九段が挑む将棋の第72期王将戦七番勝負の第4局は、羽生九段が勝ち対戦成績を2勝2敗とした。 谷合広紀四段は「AI研究が盛んだからこそ、AIが指さない手順を深く研究するという戦い方が有力になってきている。羽生先生はその変化の仕方がうまい」と話す。https://t.co/bvOyDx40QP
— 日経 文化 (@nikkei_bunka) February 10, 2023
大方の予想は藤井聡太王将があっさりと勝てる?
しかし、百戦錬磨の羽生九段。タイトル100期を目指して、髪をかき上げます。(写真は2日目午後)
#藤井聡太 王将に #羽生善治 九段が挑戦する #王将戦 七番勝負の第4局2日目午後、対局が再開されました。
— 毎日新聞写真部 (@mainichiphoto) February 10, 2023
写真は、対局中に髪をかき上げる羽生九段です。
写真特集を更新中です。
写真特集→https://t.co/xDIwPXHHnZ pic.twitter.com/vl1coZawc4
封じ手がおかしかったのか?
「封じ手の長考で間違えた」 藤井聡太王将、終局後の一問一答 王将戦 | 毎日新聞 https://t.co/qPfZDgQAUV
— ふきんとう (@mi26an) 2023年2月11日
羽生九段の猛攻が続く
このあとも、羽生九段の猛攻が続きます。そして、2日目の昼食前には、形勢が羽生九段にかなり寄ります。
藤井がつらい一手 森内九段「決め手があれば終わりますよ」 王将戦 | 毎日新聞
— ふきんとう (@mi26an) 2023年2月10日
昼食前でここまで藤井王将が追い込まれるとは。羽生九段がどう仕留めるか。 https://t.co/eRQRdH85ow
藤井聡太王将、「読みの精度が足りなかった」
結局、藤井聡太王将は防戦一方となり、羽生九段の攻めをしのぐことが出来ませんでした。局後、藤井王将は「読みの精度」が足りなかったと、封じ手のことを振り返りました。
第五局は、2/25(土)、26(日)に島根県太田市にて
第五局は、2/15(土)、26(日)に島根県大田市「さんべ荘」で開催されます。
どちらが勝っても、番将棋に王手をかけることになります。
両者の今後のスケジュール
藤井王将は過密スケジュールが続きます。
2/18【棋王戦・第2局】渡辺明棋王、2/23【朝日杯・準決勝】豊島将之九段
一方の羽生九段は、2/14に【B1順位戦】横山泰明七段戦がありますが、
その後は王将戦に集中できそうです。
ここまで、先手が勝つというパターンが続いていますが、
必ずしも先手が有利とは言えない所が、将棋の奥深さです。
しかし、一応藤井王将が先手番で連勝中なのは、ご存知の通り。
羽生九段が、戦型を変えてくるかも注目したいところです。
ここまで、いい将棋が続いているので、相掛り・角換わりの可能性が高い
ですが、後手番の羽生九段には、飛車を振るという選択肢もあります。
いずれにしても、若き帝王とレジェンドの戦いから目を離せません。