ふきんとうだより

フォーク、藤井聡太、宮沢賢治、佐々木朗希、石川優子についてつらつら語ります

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佐藤天彦九段、なぜ貴族

反則負け

先日、A級順位戦の対局中にマスクを着用しなかったために反則負けを喫した佐藤天彦九段(34)。提訴しているので、まだ覆る可能性があります。しかし、その後の棋王戦では藤井聡太竜王を破って決勝進出したため、挑戦者になる可能性も出てきました。反則負けと宣告されたのは、かなりショックだったでしょうが、そのまま引きずらない所はさすがです。

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貴族

その佐藤天彦九段のあだ名は「貴族」。
何ッ、庶民の見方、将棋の棋士なのに貴族階級?? なぜだ?
すでに引退しておられますが、田丸昇九段のブログにこのような説明がありました。
https://x.gd/pJrKN 田丸昇九段のブログ「と金横歩き」より引用  
『佐藤はクラシック音楽、ヨーロッパの美術や服飾など、西洋文化に深い関心を持っています。そんな優雅な趣味から「貴族」という愛称を友人の棋士に付けられました。クラシック音楽はベートーベンとモーツァルトの曲がとくに好きです。家でのんびり聴いていると、無上の喜びを感じるそうです。コンサートにもよく通っていて、いつも黒を基調とした服装で行くので音楽家に見られることがあります。終演後のアーティストのサイン会で並んだとき、将棋の好きな人に声をかけられてサインをしたこともありました。ファッションに興味を持ったのは高校生の頃で、友人たちと比べて自分のあか抜けない服装を何とかしたいと思ったのがきっかけでした。好きなブランドは、ベルギーの女性デザイナーの名前を当てた『アン ドゥムルメステール』。黒と白を基調とした個性的な服装です。気に入って月に何十万円も買ったことがあったそうです』

なるほど、貴族の血を受け継いでいるという訳ではなさそう。うん、貴族のような優雅な趣味を持っているからなのですね。あのちょっと個性的な髪型も貴族と関係があるのでしょうか。