藤井聡太叡王対伊藤匠七段 叡王戦第一局 藤井叡王が先勝

2024/4/7 第9期叡王戦第一局

この対局は藤井叡王の地元名古屋市で行われました。挑戦者で後手の伊藤匠七段が、終盤まで互角に渡り合いましたが、最後は藤井叡王が107手で勝利しました。

 

#藤井聡太 叡王の勝利

【第9期 #叡王戦 五番勝負第1局】

○藤井聡太叡王 VS ●伊藤匠七段

第9期叡王戦五番勝負第1局が4月7日（日）に行われ、藤井叡王が107手で伊藤匠七段に勝ち、対戦成績を1勝0敗としました。 https://t.co/XDO2kDmawt

— 日本将棋連盟【公式】 (@shogi_jsa) April 7, 2024

 

最後の最後に

伊藤匠七段は「最後の最後に悪くした。何かチャンスがありそうだった」という感想。内容は悪くないだけに残念でしょう。局後の感想戦では93手目☗2九飛のあと、伊藤匠七段が☖8七歩成としていれば、良くなっていた可能性が高かったようです。

 

将）叡王戦第１局の感想戦の様子です。藤井聡太叡王と伊藤匠七段は、別の場所で開かれた大盤解説会場で挨拶した後、対局場に戻って対局を振り返りました。終局直後のインタビューでは、両者とも、先手が▲２九飛と引いた終盤の局面がポイントだったと語っていました。 pic.twitter.com/1bbmOlfLZN

— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) April 7, 2024

 

伊藤匠七段11連敗

これで、対藤井聡太八冠11連敗となってしまった伊藤匠七段。まだ藤井八冠から勝ち星がありません。他の棋士には勝ちまくっているだけに、意外です。今後も大舞台での対戦が予想される二人だけに2局目以降の好勝負に期待しましょう。第2局は、4/20(土)石川県「アパリゾート佳水郷」にて開催されます。4/10からは名人戦も始まります。こちらは挑戦者が豊島将之九段。タイトル戦で15連勝中の藤井聡太八冠。この記録がどこまで伸びるかにも注目です。ちなみにタイトル戦での連勝記録は大山康晴十五世名人の持つ17連勝。