結果は持将棋(無勝負・引き分け)
持将棋とは
双方の玉が相手陣に入って詰めることが出来ない状態で、所定の条件を満たしている場合、両対局者の合意で引き分けとなることです。詳しくはこちらをご覧ください。
局後「規定はどうなっていますか」と尋ねた藤井聡太棋王。立会いの森内俊之九段は「無勝負で、今日は指し直しません。」と説明。第一局は引き分けとなり、以降日程通り指されます。どちらかが3勝するまでという規定は変わりません。タイトル戦以外では、同日指し直しとなるため、藤井聡太棋王は、その点を確認したようです。
同学年対決再び
伊藤匠七段 2002/10/10 (21歳)
戦型
戦型は両者ともに得意としている角換わり腰掛け銀。ものすごい速さで指し手が進んでいきます。途中までは藤井聡太棋王の想定内の局面でした。伊藤匠七段も「予定していた作戦でした。(途中から)持将棋を目指す展開になりましたが、自分の方が手数がかかるので、慎重に指しました。」と述べていましたので、両者の主張がぶつかる展開になりました。
昼食
【第49期 #棋王戦 第1局】
— 😸日本将棋猫🤔🍀 (@JshogiC) February 4, 2024
[☗#藤井聡太棋王 vs☖#伊藤匠 七段]#将棋めし 発表です♪
藤井棋王は
「紅ずわいガニのカレー(グランミラージュ)」
「アイスウーロン茶」
匠七段は
「松花堂弁当(グランミラージュ)」
「温かい緑茶」
[藤井0(五番勝負)0伊藤]#将棋 #ShogiLive #ABEMA pic.twitter.com/V5ZiNV53If
伊藤匠七段としてはややプラス
後手番となった第一局が無勝負となったため、第二局は順番どおり伊藤匠七段が先手番で指すことになります。後手番で負けなかったという意味では、心理的には少し得した感じではないでしょうか。藤井聡太棋王も「途中からは、伊藤匠七段の掌のうえというか。そういう将棋になりました。」と笑っていました。
持将棋を狙っていたとすれば、すごいことですが・・・
この持将棋定跡2は知りませんでした。間違いなく、そういうプランだと思います。 https://t.co/qD9wXIPVMU
— 渡辺 明 (@watanabe_1984) February 4, 2024
魚津と言えば
前夜祭では両対局者は「蜃気楼」を挙げていたようです。僕は、魚津と言えば「米騒動」を思い浮かべます。