研究通りの序盤
そして本局・第二局も途中まで同じ手順で角換わりとなり、両者の研究通りに進んでいきます。藤井猛九段によれば、「基本に忠実なシンプルな手順」となりました。
伊藤匠七段が若干よくなったが
☗4一飛と打ち込んだ局面で、伊藤匠七段は「自信がなかった」と言いましたが、藤井棋王は「ここは自分が良くなかった」との読み。そして、昼食休憩を挟んで藤井棋王の大長考となりました。ここから藤井棋王は☖8六歩で攻め合いを選びました。このあと、伊藤匠七段にチャンスがあったのですが、藤井棋王の受けに対して、☗9四竜が敗着となってしまいました。
最後は藤井棋王光速の寄せ
なかなか勝てない伊藤匠七段
藤井聡太八冠は43-7 .860に
これで勝率は以下のようになりました。(2/25現在)
藤本渚四段 45-7 .865
藤井聡太八冠 43-7 .860
中原誠五段 47-8 .8545