ふきんとうだより

フォーク、藤井聡太、宮沢賢治、佐々木朗希、石川優子についてつらつら語ります

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阪神優勝 胴上げされた24番 嗚咽する野村正育アナ

阪神 18年ぶり6回目のリーグ優勝

 
阪神ファンの皆さま、優勝おめでとうございます!
18年ぶり6回目のセ・リーグ優勝。
道頓堀に26人が飛び込み、歓喜炸裂という感じですね。
9/14の優勝というのはプロ野球ではかなり早いし、
今年はまだまだ暑いので、さぞかし気持ちよかったでしょう!?
(良い子はまねしないでね)
 

胴上げされた24番

 
さて、そんな阪神優勝のニュースの中でも、人々の涙をさそったのが、
横田慎太郎さんの24番のユニフォームについての話題です。
NHK-R1の「マイあさ!」で取り上げられていました。
(以下はその文字起こし)
 
スポーツワンポイント上野アナウンサーです。
(上野) はい、今朝はやっぱりプロ野球阪神優勝でしょう。その中で注目したのは、昨日、最後を締め優勝を決めた岩崎優投手の胴上げのシーンです。宙に舞った岩崎投手の左手にあったのは、背番号24のユニフォーム。これ、元阪神の横田慎太郎さんのものです。横田さん、7月に脳腫瘍のために28歳で亡くなりました。病気の影響がある状態の中、引退試合での奇跡のバックホーム。今も語り継がれています。昨日は岡田監督の胴上げの時も選手たちが代わる代わる、その横田さんのユニフォームを高く掲げていました。このユニフォーム本人の本物です。横田さんの母親のまなみさんによると、今月12日に同期入団の岩貞投手から連絡があって、優勝の瞬間に間に合うように急いで甲子園に送ったと言うことなんですね。そのまなみさん、胴上げの瞬間を振り返って、『一瞬息子がユニフォームを着て舞い上がっているように見え、うれしかった。息子もきっと甲子園にいるのだろうなと思いました。さらに選手たちが一生懸命やってこられた中で、息子のことも思ってくださり、ユニフォームという形で、優勝の瞬間輪の中に入らせてもらったことは感謝しかありません』と話してました。さらに9回には岩崎投手がマウンドに上がった時に、横田さんが現役時代に登場曲として使っていたゆずの「栄光の架橋」が流れてファンたちの大合唱に包まれました。まなみさんは曲を聞いた途端、『涙が出た。息子もすごく喜んでいると思います』と話していました。野村さん、いかがでした?
(野村) や、あ、良かったですね。・・・ユニフォームが間に合って・・・すみません。ちょっと、思いが乗ってしまいました。・・・皆さん、今日も一日お元気で!

 

 

嗚咽して言葉に詰まった野村アナ

感動的な話ですね。最後話を振られた野村正育アナ、嗚咽して言葉が途切れ途切れになってしまいました。でも、こういう話を聴いて涙するのは自然で好感が持てます。聴いていたボクもウルウルでした。
音声を聴きたい方はどうぞ⤵

横田慎太郎さん 「松井以上の逸材だった」

今年28歳で脳腫瘍のために亡くなった横田慎太郎さん。
どんな選手だったのでしょうか? 高校時代はエースで4番。阪神入団は外野手としてでしたが、長距離打者として期待されていました。その年引退した桧山進次郎が付けていた24番を引き継ぎました。2017年に脳腫瘍と診断され、2019年に現役引退。一軍でのプレーは2016年のみでしたが、掛布雅之二軍監督が、「松井以上の逸材」と評するほどでした。
 
横田慎太郎さんを忘れないようにと、ユニフォームを胴上げに持参した同期の仲間たち。その厚い友情にも心打たれます。わたしたちもいつ事故や病に倒れるかわかりません。一日一日を一生懸命生きましょう!!