ふきんとうだより

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藤井聡太五冠、A級順位戦最終局に勝利 プレーオフに

藤井聡太五冠が稲葉陽八段を下す

 
A級順位戦最終局が一斉に行なわれる日は「将棋界の一番長い日」と呼ばれています。深夜まで対局が終わらないことが多いからですが、藤井聡太五冠と稲葉陽八段の対局は、かなり早い終局となりました。
 
最終局の稲葉陽八段戦は、角換わり腰掛け銀の戦型です。夕食休憩後の稲葉八段の指し手が疑問で、形勢は一気に藤井五冠に傾きました。藤井五冠は最短で正確に寄せ、91手、夜8時前に藤井聡太五冠の勝利。最年少名人を目指す挑戦者になれるかどうかは、広瀬章人八段の結果次第になりました。この時点で、64%-36%で広瀬章人八段がやや有利という形勢。相穴熊でかなり長引きそうな将棋となりました。ちなみに菅井八段が選んだのは、三間飛車
 

広瀬章人八段も勝利、プレーオフ

 
広瀬章人八段対菅井竜也八段戦の終局は、深夜になると思われましたが、広瀬八段が徐々に優勢を拡大、10:20頃菅井竜也八段が投了しました。これで、名人挑戦者は今日決まらず、3/8に行われるプレーオフに持ち越されました。
 
 
どちらが勝っても名人挑戦者になるのは初めてです。

当サイトでは最初から藤井時代の到来について書き、名人になることを予想してきましたので、藤井聡太五冠がプレーオフに勝って、名人挑戦者になることを期待しています。