ふきんとうだより

フォーク、藤井聡太、宮沢賢治、佐々木朗希、石川優子についてつらつら語ります

MENU

澤田彩香アナと六角精児さんが語る「スタンドそば」と「ヌエ俳優」

鼻声の澤田彩香アナ

 

先週、体調不良で休まれた澤田彩香アナ。今週火曜日から復帰されましたが、今日は鼻声で、まだ病み上がりなんだなあと感じました。ぜひ、お大事になさって下さい。その澤田アナが六角精児さんの語る「スタンドそば」や「ヌエ俳優」について聞きながら、進行していくオープニングが、ちょっと面白かったので再現してみました。

 

スタンドそば

最近、オープニングで「スタンドそば」について語るのが一つのパターンとなっている木曜日ですが、今日はその前に澤田アナの体調のことが説明されました。

 

(六角)おはようございます。ふんわり木曜日担当六角精児です。先週は目の前に久保田祐佳アナウンサーが、いらっしゃいましたけれども。あの、もう本当に体調の方は大丈夫な感じになったでしょうか?

 

(澤田)元気になりました。ありがとうございます。

 

(六角)発熱したみたいな話も聞いたんですけども。

 

(澤田)大人になってからの高熱はしんどいですね。

 

(六角)いや、僕もちょっと経験があるんで、やっぱりなかなか回復がね。まだね、大丈夫かもしれないけど、どんどん年を取ってくるとね。まあ、回復力がなくなってくるからね。しばらく体力が戻らない。でも元気そうで。風邪っていうか、そういう色々なこの体調の問題で、まあおそば屋さんとか行ってないよね?

 

(澤田)ええ、ちょっと先週は行けませんでしたけれども。

 

(六角)僕は、ここNHKまで来るところに、まあ、ちょっとした穴場のスポット的なおそば屋さんを見つけてね。広いんですよ。チェーン店であるんですけれども、すごく広くて、今日はここのブースの2倍ぐらいあるところで、一人でおそばを食べました。店内だったら20人ぐらいは座れるおそば屋さんだったですよ。で、朝の7時台ですよ。一番にぎわう頃じゃないですか。その時に、ぼくひとりでおそばを食べたんですよ。お店の経営はちょっと心配になりますけれども、非常にゆったりと食べれたんで、ここはいいなと。・・・あと先週、久保田さんから聞いたおそば屋さんも美味しそうだったし、まあ、いろんなところに美味しいところがあると思うから。まあNHKに来るときはね、そこだっていうふうに、しばらくはしてるんだけどもね。(澤田アナも)元気になったので、ご報告してください。

 

(澤田)はい、また報告しようと思います。よかったです。

 

 

澤田アナ、高熱が出たのですね。火曜日は鼻声ではなかったので、ちょっとぶり返したのかもしれません。お気を付けください。そのせいか、今日はちょっと笑いが少なかったような。スタンドそば巡りは六角さんに任せてしまってもいいのでは。

 

小林由依さんからエネルギーをもらうヌエ俳優

(六角)「今週のオレ」になるわけですけど、舞台の稽古ですね。あのクロサワ映画ですね。もう1960年代なのか50年代なのか、その辺ちょっとわかんないんだけど、非常に面白い映画なんですよ。その映画で、僕はあの千秋実さんという方がやられていた、大平という役をやるんですけども、この芝居の稽古をずっと、今週はやってましたね。思ったのはね、もう60を過ぎると、我々には伸びしろというものがないんだよ。もう自分のできることも、できないこともなんとなく分かってきて、その中でやっぱり舞台のお芝居っていうもの稽古をしてるんだけど、ほとんど稽古舞台の経験のない櫻坂46というところから小林由依さんという方が入られてるんですよ。で、その小林由依さんっていう方が、やっぱり最初にどうしていいか分からないところがあって。で、その舞台の稽古をして行くうちに、どんどん良くなってくんだよ。昨日やったことと今日やったのでは全然違うんだよ。色々ともちろん、考えて来られてるんだろうけど、そこで出してくる表現力みたいなもんの毎日の違いに驚いてるし、やっぱりもうあのこんだけ伸びしろのない人間が見ると、そういうことがうれしいんだよね。

(澤田)伸びしろのない人間じゃないと思うんですけど。

・・・

(六角)やっぱり、小林さんが新しい風というか。なんかピンと来てないのかなと思うところがあったとしても、またその次の日にさあ、またちがう風を吹かしてくれるわけよ。あ、今日はこうなったのかって、そこのね、何ていうか、それでなんかこう稽古場がすごく広がるというか。だからそれを感じるのがね。なんかうれしいんだよな。自分はやっぱり、自分からあんまりエネルギーを発せるような俳優じゃないですからね。俺の場合ね、人からエネルギーをもらって、それを利用して、あの少しずつ大きくなっていくヌエのような俳優ですから、そういった意味では「ヌエ俳優」と呼んでください。そういった意味ではね、もうあの小林さんみたいな人は大好物なんですよ。

 

 

六角さん、人からエネルギーをもらって少しずつ大きくなっている「ヌエ俳優」なんです、と言われていますが、その変化の大きい若いタレントさんは、やっぱり六角さんのようなベテランからエネルギーなり、エッセンスをもらって成長しているわけです。だから、ある意味、みんなヌエですよね。

 

ヌエとは・・・

近衛天皇の時,源頼政が禁中で射落としたという怪獣。頭はサル,体は近衛天皇の時,源頼政が禁中で射落としたという怪獣。頭はサル,体はタヌキ,尾はヘビ,四肢はトラで,トラツグミに似た陰気な声で鳴くと《平家物語》にある。転じて正体のはっきりしないさまをいう。

鵺(ぬえ)とは? 意味や使い方 - コトバンク

六角さんの言う「ヌエ俳優」は、ヌエ本来の意味とはちょっとちがうような気もしますが、まあいいですよね。