藤井聡太八冠、中原誠十六世名人の最高勝率記録に迫る!史上最強の棋士として記録更新できるか (続々 2/12現在)

2/12現在の藤井聡太八冠は .857

中原誠十六世名人の持つ最高勝率記録(47-8 .855)を上回っています。

しかし、2/10の朝日杯決勝で永瀬拓矢九段に敗れたため、藤井聡太八冠 (42-7 .857) となりました。あと一敗すると、負け数で中原誠十六世名人が記録した時の8敗と並びます。対局があまりないので、棋王戦で伊藤匠七段に一つでも負けると新記録は難しいかもしれません。

前回までの流れはこちら

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勝率ランキング
1位　藤井聡太八冠　42-7-1 （.857）
1位　藤本渚四段　　42-7 　 （.857）
3位　八代弥七段　　34-10 （.773）
4位　伊藤匠七段　　44-14-1 （.759）
5位　石田直裕五段　23-8 （.742）

八代弥七段が勝率ダウンも３位変わらず

— あさねぼう (@asanebou13) February 11, 2024

 

しかし、タイトル20期連続と依然番将棋では負けなしです。最高勝率よりも価値のある記録を更新中なのはすごいですし、まさに史上最強棋士です。

藤本渚四段も同率で並ぶ

彗星のごとく現れた藤本渚四段も藤井聡太八冠と全く同率で並んでいます。二人とも中原誠十六世名人の記録を更新する可能性もあります。

 

藤井竜王名人の年度内の対局はNHK杯（準決勝進出）と棋王戦五番勝負（第1局まで終了。持将棋）のみ。最高でも5勝しか上積みできず最高勝率を達成するためには全勝しなければ無理。
ただ仮に達成しなくても、八冠という事実だけで天下無双であるのは間違い無いです。https://t.co/vMaYpmi8R8

— matsumatsu (@matsumatsu1977) February 10, 2024

 

記録更新は意識していない?

角換わりをとことん突き詰めてきた藤井聡太八冠。菅井竜也八段との王将戦では、対振り飛車でもほとんど隙を見せませんでした。最高勝率よりも棋理を追求しているように見えます。ですから、記録更新は意識せず、最善手を指し続けることを目指していくでしょう。