【大偉業】ロッテ・佐々木朗希、令和初&28年ぶり完全試合達成https://t.co/C4Jw5c8TJ9
— ライブドアニュース (@livedoornews) 2022年4月10日
・28年ぶり16人目の完全試合
・13者連続奪三振(日本新記録)
・1試合19奪三振(日本記録タイ) pic.twitter.com/RYGqKfiT8t
佐々木朗希投手、完全試合達成!
佐々木朗希投手(ロッテ)が2022/4/10(日)完全試合を達成しました。
おめでとうございます!
164kmのストレート、速くて落差のあるフォークで13連続奪三振(日本新記録)を含む
19奪三振という圧巻の投球でした。
完全試合は1994年の槙原寛巳投手(巨人)以来の16人目。
一試合19奪三振は1995年の野田浩司投手(オリックス)と並ぶ日本タイ記録。
ちなみに大リーグでは、23人が完全試合を達成。連続奪三振は10、一試合では20奪三振が最高。
たぶん今回の佐々木投手の連続13奪三振は「世界」記録でしょう。
6回くらいから完全試合になりそうだとTwitterのトレンド入りしてきましたので、わたしもその時点から中継をさがしました。しかし、テレビもラジオも放送しておらず、ネット配信のDAZN(ダゾーン)だけが放送していました。
それで、リアルタイムでは観られなかったのですが、後ほどYouTubeでダイジェストを観ることができました。
素人判断ですが、芯でとらえられた打球はほとんどなかったでしょう。
当てるのが精一杯なので、前に飛んだ打球も数えるほどしかありませんでした。守っている野手がエラーをしてもいけないので、しっかり守った野手、
特に松川捕手は称賛に値します。決め球がほとんどフォークでしたから、スリーストライクを後逸しただけで、ランナーが出てしまう可能性がありました。でもルーキーキャッチャーとは思えないリードと堅実なキャッチでしたね。
本当におめでとうございます!
震災の悲しみをいやした野球
史上最年少で完全試合の快挙を達成したロッテの佐々木朗希投手(20)ですが、
小学3年生の時に東日本大震災に遭いました。そして残念なことに津波で、父親と祖父母が犠牲となられました。
被災後、学校のグラウンドには仮設住宅が建ち、佐々木少年は河川敷などの空き地で練習しました。そんな逆境でしたが、
「(野球に)夢中になれる時間があったおかげで、大変だった時、つらい時も頑張れた」ようですね。
震災から10年の節目となった昨年3月11日には
「(震災当時は)たくさんの人から支えられ、頑張ることしかできなかった。今はその時とは違って、勇気や希望を与える立場にある」と語っていました。
そして、今回の完全試合達成。佐々木投手は「まさに勇気と希望を与える」存在になりました。
これまでの活躍
意外なことに佐々木投手、プロ入り後この試合まで完投したことはありませんでした。高校時代にすでに163kmを記録していますので、プロに慣れるまで辛抱してきたロッテ首脳陣もすばらしいですね。目先の勝利や観客動員を考えて、登板過多になることが多々見られますが、佐々木投手は優れた監督やコーチ陣にも恵まれました。
勇気を届ける人は世界を目指すのか
現行のルールでは海外選手は25歳にならないとメジャー契約を結ぶことは出来ません。ですから、少なくともあと4年は日本でプレーする可能性が高いです。
でも高校時代時代から大リーグのスカウトも佐々木投手を狙ってきましたので、マイナー契約でも獲得を目指す球団があるかもしれません。ルールだって変わり得るので、早まるかもしれません。
現時点で早くも、佐々木投手は大リーグサイドから最も高い評価を受けている日本人投手のようです。
ロッテ・朗希 25歳でメジャー移籍なら日本球界史上最高6年250億円の声も 完全試合に米国でも衝撃― スポニチ Sponichi Annex 野球 https://t.co/DxePLAS7Zp
— ふきんとう (@mi26an) 2022年4月13日
日本だけでなく、世界で勇気と希望を与える人になる日がきっと来るでしょう。
そう考えると、もうしばらくはプロの体作りや練習に重きを置く、今のペースで行くのがいいのではないでしょうか。
次の登板は4/17(日)と井口監督は明言しています。
引き続き、佐々木朗希投手から勇気と希望をもらいましょう。