ふきんとうだより

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佐々木朗希の5月9日登板を振り返る:課題と次回への期待

佐々木朗希の5月9日登板を振り返る

2025年5月9日(日本時間5月10日)、MLBダイヤモンドバックスドジャース戦で、佐々木朗希投手が先発登板しました。しかし、結果は4回0/3を投げ5失点と厳しいものに。今回はその投球内容やコメントを振り返り、次回への期待を込めてまとめます。

厳しい結果となった投球内容

佐々木投手は4回0/3を投げ、61球で5失点を喫しました。初回に2本のホームランを含む3長打を浴び、4回にも失点を重ねました。詳細な成績は以下の通りです。

  • 投球回: 4回0/3(61球)
  • 失点: 5(被安打5、四球2、死球1)
  • 奪三振: 0(キャリア初の無奪三振

試合はドジャースが14-11で逆転勝利しましたが、佐々木投手の登板は課題が残る結果となりました。

球速低下と制球の課題

この試合の平均球速は152.5キロで、シーズン平均(154.6キロ)より約2キロ低く、最速は156.9キロでした。ストレートの投球割合は51.8%、スプリットは30.8%で、スプリットが空振りを誘う主な球種でした。制球面では四球2、死球1、ピッチクロック違反も見られ、環境適応の難しさが浮き彫りになりました。

本人と監督のコメント

試合後、佐々木投手は次のように反省を述べました。

「四球でミスをしてしまい、本当に責任を感じています。コーチと相談して、次に向けて反省します」

一方、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は「厳しいが、マイナー降格は考えていない」と語りました。

ロバーツ監督は佐々木投手の球速が95マイル(約152キロ)にとどまっていることについて、「これはチームとして一緒に取り組んでいくべき課題であり、朗希本人も理解している。彼にとってはまだメジャー1年目。このリーグに順応していくには、ある程度の猶予が必要だと思っている」とコメント。また「朗希は非常に才能がある投手だが、まだ仕上げの段階。我々もそれを覚悟していたし、本人にとっては結果が出ないことはつらいだろうが、ここは厳しいリーグだからね」 と語りました。 マイナー降格の可能性について聞かれると、「今の時点ではマイナーに落とすことはまったく考えていない」と否定。「むしろ、今ここで学ぶことが非常に大きな価値を持っていると思っている」と今後もメジャーの舞台での登板となりそうです。

「ここは厳しいリーグだからね」ロバーツ監督が佐々木朗希を鼓舞 マイナー降格の可能性は否定(日テレNEWS NNN) - Yahoo!ニュース

両者ともに、次回に向けて課題を明確にし、改善を目指す姿勢を示しています。

次回登板への期待と応援

今回の登板は佐々木投手にとって厳しいものでしたが、彼の若さとポテンシャルを考えれば、十分に巻き返しが期待できます。メジャーの舞台での経験を積みながら、制球力や球速の安定を取り戻してほしいですね。ファンとして、彼の成長を見守り、次回の登板を心から応援しましょう!