こんにちは、将棋ファンのみなさん!昨晩、3月4日に東京・将棋会館で繰り広げられた第83期A級順位戦プレーオフは、佐藤天彦九段と永瀬拓矢九段の熱戦が真夜中まで続き、感動の嵐でしたね。結果は115手で永瀬九段(軍曹!)の逆転勝ち!藤井聡太名人への挑戦権を手に入れました。終局は深夜0時40分と、長い一日を戦い抜いたお二人に拍手を送りたいです。今回は、そんな一局を振り返りましょう。
1 永瀬拓矢九段が挑戦者に
佐藤天彦九段の昼食
佐藤天彦九段が注文した昼食は、「鳩やぐら」の「豚しゃぶ(梅しそ)」です。価格は1200円で、梅としそがアクセントのさっぱりとした豚しゃぶ料理です。将棋の長丁場では、消化に負担が少なく、集中力を保つための食事が好まれることが多いですが、佐藤九段のこの選択は、軽やかさと満足感を両立させたものと言えます。
将)A級順位戦プレーオフは昼食休憩に入っています。名人挑戦を懸けた大一番。両者の昼食の注文は以下の通りでした。
— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) March 4, 2025
佐藤九段は「鳩やぐら」の「豚しゃぶ(梅しそ)」(1200円)。… pic.twitter.com/wVMPsM8iWZ
夕食
対局中の夕食は、佐藤天彦九段が 「うな重竹・ご飯少なめ、肝吸」で、落ち着きが感じられます。対する永瀬拓矢九段・軍曹は 「生姜焼き定食・肉1枚追加、味噌汁」。深夜までの戦いに備えて、肉追加とガッツリ食べたんです。永瀬拓矢九段は基本追加のようで、やっぱり大盛りじゃないと足りないんですね。
将)A級順位戦プレーオフ。夕食休憩に入りました。
— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) March 4, 2025
午後5時半に飛車交換となり、局面が急に激しくなりそうな展開です。
夕食の注文は以下の通りです。
佐藤九段
「うな重(竹)、ごはん少なめ、肝吸」(ふじもと)
永瀬九段
「生姜焼き定食、肉一枚追加、味噌汁」(ふじもと)
(料理は撮影用です)… pic.twitter.com/vcENNquWW0
2 本局の戦型と経過
戦型は佐藤九段の得意な振り飛車、今回は「ダイレクト向かい飛車」からのスタートでした。序盤から積極的に攻め、永瀬九段の居飛車とぶつかり合う展開に。途中、形勢が何度も入れ替わり、解説者も「これは読めない!」と興奮するほどでした。夕方には佐藤九段が優勢に見えたものの、永瀬九段が終盤で驚くべき粘りを見せ、115手目で逆転勝利。真夜中投了の姿は、ファンにとっても忘れられない瞬間でしたね。
互いに時間が残り少ない中での難解な終盤戦でした。敗れた佐藤天彦九段は終局後の取材に、△4六馬と馬を逃げた手(82手目)について「チャンスがあるとしたら、あのあたりだったかと思う」とし、その手周辺を境に「先手玉に手がつかなくなってしまった」と語りました。 pic.twitter.com/8N7gjzzBEt
— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) March 4, 2025
3 局後のコメント
終局後、永瀬九段は「本当に難しかったけど、最後まで頑張れて良かった」と穏やかに語ってくれました。一方の佐藤九段は「自分の棋風を生かせたが、馬を逃げたあたりで先手玉に届かなくなってしまった」と相手をたたえつつも悔しさをにじませていました。お二人のコメントからは、棋士としての深い尊敬が感じられて、ほっこりしますね。深夜0時を過ぎても、こうやってファンに思いを届けてくれるなんて、素敵なことです。
佐藤九段「馬を切っていれば」A級プレーオフ#Yahooニュースhttps://t.co/99ZQmx3s1d
— smile-masterpiece (@dreamonearth) March 5, 2025
朝になって優勢から勝勢になっていたので、天彦さんが久しぶりの舞台にと喜んでいたので、仕事中にひっくり返っていて、飛車を取らなかったからだと思いました。マスクで騒ぐ人より寛大な人に挑戦してほしかった。
4 佐藤天彦九段の振り飛車の現状と今期の成績
佐藤九段といえば、振り飛車党に転向し第一人者になりつつありますね。今期のA級順位戦では6勝3敗(最終局で佐々木勇気八段に敗れプレーオフへ)と、安定した強さを見せました。通算成績では、永瀬九段との対戦がこれまで16局あり、佐藤九段6勝に対し永瀬九段が10勝(2025年3月4日時点)。今回は惜しくも敗れましたが、振り飛車でトップ棋士たちと渡り合う姿は、ファンにとって大きな励みです。今期(2024年4月1日~2025年3月4日)の公式戦成績は21勝13敗(勝率0.618)。例えば、第37期竜王戦5組で優勝するなど、振り飛車の力を存分に発揮しました。これからも佐藤九段らしい将棋を楽しみにしています!Xでも佐藤天彦九段の名人戦を見たいという声が多数見られ、期待の高さがうかがえました。名人戦の檜舞台で振り飛車を見たいという声も上がっていました。僕も同感です。角換わりと相掛かりだけだと単調になるのは否めません。
5 永瀬拓矢九段の今期と名人戦の展望
永瀬九段も今期A級で6勝3敗(増田康宏八段に勝ちプレーオフ進出)と素晴らしい成績でした。特に終盤の粘りが持ち味で、今回のプレーオフでもその力が発揮されましたね。今期の公式戦成績は26勝16敗(勝率0.619)。現在進行中の第74期王将戦では、藤井王将と2月16日の第4局まで戦い、1勝3敗と後がない状況ですが、永瀬九段の粘り強さならまだまだ期待できそうです。藤井名人との七番勝負は4月9日からスタートします。「永瀬軍曹」の緻密な将棋が、藤井名人の天才的な一手とどうぶつかり合うのか、ドキドキします。みなさんも一緒に応援しましょうね!
あのマスク事件についてはこちらをご覧ください