ふきんとうだより

フォーク、藤井聡太、宮沢賢治、佐々木朗希、石川優子についてつらつら語ります

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藤井聡太六冠が渡辺名人に挑む名人戦第二局

名人戦第二局も藤井聡太竜王が勝利

 
名人戦第二局、4月27日と28日、静岡市浮月楼で行われました。
結果は、先手人の藤井聡太竜王が87手で勝利。
藤井聡太竜王は、七番勝負で出だし2連勝を果たし、最年少名人にまた一歩近づきました。

第二局のあらまし

4/27 一日目

渡辺名人は角換わりを避け、力戦調になりました。中盤の攻防、後手の渡辺名人が9二飛としたあたりでは、評価値は藤井54:46渡辺となっていました。藤井竜王はいつものような不完全な囲い、渡辺名人は左美濃になりました。

4/28二日目

封じ手は大方の予想とは異なる1六香。ともに端を攻め合うことになりました。封じ手開封後、渡辺名人が大長考。評価値が大きく振れることなく終盤に近づきましたが、一瞬のすきに乗じて、藤井竜王が有利になりました。結果として短手数87手で藤井聡太竜王が勝利。これで、名人戦2-0、通算では対渡辺名人、藤井六冠の18勝3敗となりました。
 

両者のコメント

渡辺明名人

「本局は中盤でちょっとポッキリと折れてしまった」と反省。「常に苦労の多い展開だと思っていた」と振り返り、第3局へ向け、気持ちを切り替えていました。


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渡辺名人は、自分が良くなる順を読めなかったのに、相手の藤井聡太六冠はしっかり読んでいたということで、かなりショックだったようです。

藤井聡太竜王

「(序盤から)経験のない形になって、どういう駒組みにするか難しいと思いました。序盤の構想の立て方、中盤で少し誤算があったので、次局以降への課題だと感じています」と振り返りました。
 
第3局は5月13、14日大阪府高槻市で指され、藤井聡太竜王が勝てば奪取に王手がかかります。