ふきんとうだより

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2025年JFK文書公開:オズワルド単独説を揺さぶる新たな疑問 【2025/4/15 最新情報】

はじめに:60年目のJFK暗殺の謎

1963年11月22日、ジョン・F・ケネディJFK)大統領がダラスで暗殺されてから、60年以上が経ちました。公式には、リー・ハーヴェイ・オズワルドが単独で犯行を実行したとされていますが、多くの疑問が残ります。2025年3月18日、約80,000ページの機密文書が公開され、真相に迫る期待が高まりました。以前の記事(JFK暗殺60年目の新事実!機密文書がついに公開)では、公開直後の概要と期待をお伝えしました。今回は、最新の文書内容と、オズワルド単独説に無理がある理由を掘り下げます。あなたは、単独説を信じますか?

新公開文書:CIAの隠蔽と新たな手がかり

公表された事実

2025年3月18日、国立公文書記録管理局(NARA)は、JFK暗殺に関する80,000ページの文書を公開しました。文書(104-10332-10023)によると、CIAはオズワルドが1963年9月にメキシコシティキューバ大使館を訪れた際、彼の電話を盗聴し、動向を監視していました。しかし、CIAはこの情報をウォーレン委員会に正確に伝えず、「オズワルドは重要人物ではない」と虚偽の報告をしていたことが明らかです。また、文書(157-10005-10141)は、CIAのウィリアム・K・ハーヴェイがカストロ暗殺計画に関与していたことを示しますが、JFK暗殺との直接の関連は確認されていません。FBIの現場報告(124-90092-10016)では、ディーリー広場の証拠収集の詳細が記録されています。

推測

CIAがオズワルドの行動を隠したのは、なぜでしょうか?私は、単独犯ではなく、大きな計画の一部としてオズワルドが利用された可能性があると考えます。文書に明確な陰謀の証拠はありませんが、CIAの不透明な動きは、単独説を疑う理由を強めます。

オズワルド単独説の無理:弾道と破壊力の疑問

公表された事実

ウォーレン委員会(1964年)は、オズワルドがテキサス教科書倉庫6階からマンリッヒャー・カルカノ(6.5mmライフル)で3発を撃ち、JFKを殺害したと結論づけました。2発が命中(首と頭部)、1発が外れたとされます。頭部の致命傷は後頭部から入り、右前頭部で大きな損傷を引き起こしました。ザプルーダー・フィルム(暗殺の映像)のフレーム313では、JFKの頭が後方(左)に動く瞬間が捉えられています。2025年文書には、弾道の詳細な再検証はなく、FBIの弾丸破片回収記録(124-90092-10016)が含まれています。

推測

私は、オズワルド単独説には無理があると考えます。まず、頭部の爆発的損傷は、マンリッヒャー・カルカノの標準弾(全金属ジャケット)では生みにくいです。フラジャブル弾のような高威力の銃弾が使われた可能性があります。また、ザプルーダー・フィルムの頭部反動は、前方からの銃弾を示しているように見えます。オズワルドの位置(後方80m、高さ20m)から6~8秒で3発を正確に撃ち、こんな破壊力を出すのは、熟練射手でも極めて難しいです。別の射手がいたのではないでしょうか?

近くの実行犯はいたのか?

公表された事実

ディーリー広場では、複数の目撃者が「グラシー・ノール(芝生の丘)」や他の方向から銃声が聞こえたと証言しました。HSCA(下院暗殺特別委員会、1976-1979年)は、音響分析で「4発目の銃弾」の可能性を一時指摘しましたが、後に否定されています。2025年文書には、シークレットサービスの現場対応(車両の動きや護衛の配置)が記録されていますが、近くの射手を裏付ける明確な証拠は見つかっていません。

推測

私は、JFKの近くに別の射手がいた可能性を強く疑います。ディーリー広場は群衆や建物で視界が制限され、盲点が多かったはずです。グラシー・ノールやダラス郡庁舎からプロの狙撃手が撃ったなら、頭部の損傷や反動の説明がつきます。オズワルドは、注意をそらす「ダミー」だったのかもしれません。現代の3Dシミュレーションで、こうした仮説を検証する必要があると思います。

真相への壁:文書解析の限界

公表された事実

80,000ページの文書は膨大ですが、陰謀を証明する決定的な証拠は見つかっていません。一部の文書は、裁判所の封印やプライバシー保護(内国歳入法6103条)で未公開です。CIAやFBIの記録には、調査の不徹底や情報隠蔽の断片が含まれますが、単独説を覆す「爆弾発言」はありません。NARAはデジタル化と分析を進めています。

推測

重要な記録が破棄されたり、最初から書かれなかった可能性は否定できません。それでも、CIAの監視記録や弾道の疑問を掘り下げる価値はあります。未公開文書や新たな技術分析が、真相に近づく鍵になるかもしれません。

おわりに:真実はどこに?

2025年のJFK文書公開は、オズワルド単独説に新たな疑問を投げかけました。CIAの隠蔽や弾道の無理は、ディーリー広場に隠された秘密を示唆します。私は、近くの射手がいた可能性を信じますが、皆さんはどう思いますか?前回の記事(JFK暗殺60年目の新事実!機密文書がついに公開)からさらに深掘りしたこの議論に、あなたの意見をぜひ聞かせてください!X(#JFKAssassination)やコメントで、一緒に真相を考えてみませんか?