ふきんとうだより

フォーク、藤井聡太、宮沢賢治、佐々木朗希、石川優子についてつらつら語ります

MENU

さだまさしと吉田政美が語るグレープ その2

2/11にNHK R-1で放送された「グレープ ありがとうラジオ」
とても楽しくて、フォークファンとしては、たまらない内容でした。
それで、その内容をまとめてみました。
今回は、その二回目です。

グレープの登場

《おはようございます。グレープのさだです。吉田です。》

とグレープの二人が登場です。

《江崎 さださんと吉田さんには去年11月のグレープ復活コンサートの前にお話をうかがって、その頃のことをね。今、思い出してるんです。

さだ あの時は、お世話になりました。あのときは、そう復活コンサートでしたね。やりましたよ。11月3日のね、あの「一夜限りの」って言ってるわりには午後3時開演っていうのがね、よく分かんないんですよ。だから、一夜まだやってないんで、って言い張ってますけどね。

江崎 でも、やっぱり「一夜限り」なんですね?

さだ いや、あのね。僕が今年50周年の記念のコンサートやるので、これやっぱり吉田には付き合ってもらわないと。ということは、はい。あの東京、名古屋、大阪だけは4日ずつやるんですよ。4日間ずつ。で、1日目はグレープナイトでグレープでやるんですよ。2日目からいつものさだ工務店と一緒にやって。3日目は管が入ってきて。ブラスですね。それで4日目に弦が入ってくるって四種類のコンサートをやります。今年です。6月から8月にかけて。

さだまさし「二人の方が楽」

吉田 本当はね、ファーストはね、まさしだけだったんだよね。もともとは

さだ だから僕、一人でやろうってスタッフと話してたんですけど。ちょうどいいところにグレープが来たでしょ。これはやっぱり楽だもの。ええ。

江崎 じゃあ、この前の11月のコンサート楽でした?

さだ 僕はめちゃめちゃ楽でしたよ。

吉田 かわりにね、死ぬかと思いましたけど、

江崎 吉田さん、あの大変だったんですか?

吉田 やっぱり本当寿命が縮まりましたよ。やっぱり。

さだ 彼は46年以上フルでコンサートやるっていうことしてないですから。僕はもうだいたい、一人でやったじゃないですか。ひとりでコンサートやるの大変なんですよ。

江崎 さださんの場合はお話しあり、歌あり、色々ありですね。

さだ ダンスもあるしね。一人でやってると、空白の時間って僕にはないんですよ。つまり、歌ってるかしゃべってるかなんですよ。ところが、吉田がいてくれると、しゃべらないで済む空白の時間が生まれるんですよ。楽ですね。本当に。

江崎 あの吉田さんはどうでした?舞台に立って二人の呼吸は。

吉田 さっきもありましたように、46年半ぶりで、もうひどい目に会いましたね。

吉田のトレモロ

さだ いや、でもね。一曲目がね精霊流しだったんですね。11月3日、悩んだ末に、やっぱり代表曲をね、アンコールでやるなんてはしたなまねはやめようと。やっぱり代表曲は頭にやろうと、なるほど、大胆であるけどね。で、僕と吉田と二人きりでコンサートを始めたんですけど、僕はギターを弾いて、吉田の有名なあの「ターリーララララララ。あれはね、吉田のトレモロで始まったんですよ。

江崎 あ、それジーンときました。わたくしも見させていただいたんです。

さだ 僕はニヤニヤしましたね。あのイントロ聞きながら、僕はこう刻んでいるだけなんです。吉田のイントロ始まった瞬間にね。にやにやしてましたね。僕、後で見たら。吉田 僕も後で映像見たらこいつニヤニヤしてるとか思って。

江崎 コンサートされる時にさださんのバイオリンから始まるけれども。

さだ 今回吉田でしょうね。もう最近ね、吉田トレモロって言われてるんですよ。吉田トレモロいいねえ。その時は感動っていうよりね。吉田のギター始まったら、おっグレープだと思ってね。思わずニヤニヤしちゃいましたね。全然違うんですよ。世界観が。僕はバイオリンを弾いて自分で歌ってる時の世界観と吉田のイントロが入ってくるだけでね。全然違う。世界観が。これはもうびっくりしましたね。びっくりして笑うしかなかったんですよ。》

さだのしゃべりがほとんどだが

こうやって聴き返してみますと、ほとんど、さだまさしが話しています。
でも、何か自然でしたね。話を独占しているという感じは全くしませんでした。
その中で、時おり話す吉田の言葉も数は少ないけど、楽しくて仕方ない感じ。

とても、70歳のコンビとは思えません。
このあと、オフコースの話題が出てきます。