ふきんとうだより

ふきのとう、フォーク、宮沢賢治、石川優子についてつらつら語ります

MENU

フジテレビを巡るSBI、旧村上グループ、そしてホリエモン【2026/4/19最新情報】

フジ・メディア・ホールディングス(以下、FMH=フジテレビ親会社)をめぐる株主の動きが、再び注目を集めています。2026年2月の大規模自社株買いをきっかけに、SBIホールディングスと旧村上グループが保有比率を調整する動きが続いています。

今回は、2026年2月以降の主な動きを時系列で詳しく整理します。最新情報(2026年4月19日時点)も加え、堀江貴文氏の今後の可能性やFMHの今後の改革展望についても触れます。株主総会や投資判断の参考に、ぜひ最後までお読みください。

これまでフジテレビとホリエモンに関しては過去記事もご覧ください。

 

fukinto.com

背景:なぜ今、FMHの株主争いが活発なのか

FMHは長年、不動産事業(サンケイビルなど)の位置づけやガバナンス強化を巡って、物言う株主からの提案を受けています。2025年夏頃には旧村上グループが保有比率を16%超まで高め、筆頭株主となりましたが、2026年2月の巨額自社株買い(約2350億円)で一旦調整しました。

しかしその後、SBIが戦略投資として着実に買い増し、旧村上グループも再接近。FMH側は不動産事業の外部資本導入を検討するなど、改革の方向性を模索しています。この流れは、FMHのデジタルシフトや事業再編に大きな影響を与える可能性があります。

2026年2月〜4月の動きを時系列で解説

  1. 2月5日 FMHが大規模自社株買いを実施(7100万株超・2350億円上限)。旧村上グループ(レノ、野村絢氏ら)は全保有株を応募し、保有比率を17.95%から4.34%に大幅低下。村上氏側は「今後取得しない」との意向を示しました。
  2. 3月13日 SBIホールディングス(HD)+レオス・キャピタルワークス+SBI岡三アセットマネジメントの共同保有比率が6.2%に上昇(報告義務発生日3月12日)。自社株買い後の市場内買い戻しです。SBIの保有目的は「戦略投資」と明記されました。
  3. 3月19日 旧村上グループ(エスグラントコーポレーションなど)が保有比率を5.76%に増加。野村絢氏(村上氏長女)の保有も2.9%に上昇し、新たにATRAが1.29%を保有。目的には「経営陣への助言・重要提案行為等」と記載されました。
  4. 3月25日 FMHが旧村上グループに対し質問状を送付。「今後取得しない」との同意を得ていたにもかかわらず再取得したことを「懸念」とし、保有株式の売却を求めました。
  5. 4月15日 旧村上グループの保有比率が4.62%に低下(変更報告書提出)。3月19日の5.76%から減少したことで、FMHの質問状に対する対応と見られています。
  6. 4月17日 SBI側がさらに買い増し、共同保有比率を7.1%に引き上げ(報告義務発生日4月16日)。SBI単体は2.37%に増加。FMH株価は自社株買い価格を上回る水準で推移しています。
日付 主体 保有比率の変化 主なポイント
2月5日 旧村上グループ 17.95% → 4.34% 自社株買い全応募
3月13日 SBI側 3.44% → 6.2% 戦略投資目的
3月19日 旧村上グループ 4.34% → 5.76% 重要提案行為明記
4月15日 旧村上グループ 5.76% → 4.62% 質問状への対応か
4月17日 SBI側 6.2% → 7.1% 最新買い増し

堀江貴文氏の動向と「メディア・ネット統合」の可能性

堀江貴文氏(ホリエモン)は2005年のニッポン放送買収劇以来、FMHと深い関わりがあります。2025年以降は清水社長との対面や株主総会出席、番組出演などを経て、関係が改善傾向にあります。

ただ、2026年3〜4月の直近1ヶ月では、FMH関連の発信はほとんど見られません(3月12日に過去の買収失敗をネタにした動画をシェアした程度)。堀江氏自身は「メディアとネットの統合」を一貫して提唱しており、FMHのドラマ制作力やIP戦略を再評価する発言も続けています。

ネットユーザーの皆さんが指摘されるように、堀江氏が「体制側」になった今、株式保有だけでなく、FMH内部の理解と世論の支持が得られれば、デジタル改革や事業再編に大きく貢献する可能性は十分にあります。SBI北尾会長との過去の和解も、その土台の一つと言えるでしょう。

現在の状況と今後の展望(2026年4月19日時点)

最新情報として、4月17日のSBI買い増し以降、新たな大量保有報告書や公式発表は確認されていません。SBIは7.1%で存在感を強め、旧村上グループは4.62%に落ち着いています。

FMHは不動産事業の再編を進めつつ、株主からのガバナンス強化要請に応えようとしています。株価は年初来高値圏で推移し、配当強化の期待も高まっています。

この動きは、単なる株主間の調整ではなく、FMHが「テレビ局」から「メディア・コンテンツ企業」へと進化するための重要な転換点になる可能性があります。次回の株主総会やさらなる提案が、改革のペースを決めるでしょう。

まとめ
フジ・メディアHDをめぐるSBIと旧村上グループの動きは、2月の自社株買いを起点に「買い増し→牽制→調整」の流れを繰り返しています。堀江貴文氏の潜在的な役割も含め、FMHの未来は株主の声にどう応えるかにかかっています。
投資家の方は大量保有報告書を随時確認し、公式発表を注視してください。この流れがFMHの価値向上につながることを期待しています。

最後までお読みいただきありがとうございます。ご質問や追加情報があれば、コメント欄にお寄せください。最新情報が出次第、追記してお伝えします。