「トランプ大統領も確認要求!米国の金庫にゴールドがなければ世界が大混乱で米ドル・米国債は大暴落!」という衝撃的なタイトルで公開されたさきさんのYouTube動画は、アメリカの金保有に関する根深い疑惑に迫ります。世界最強の金庫と言われる「フォートノックス」の金は本当に存在するのか?もし金がなければ、私たちの資産はどうなってしまうのか?今回は、動画の内容を基に、フォートノックスの謎と、これから生じうることを詳しく解説します。
フォートノックスの「国家レベルの詐欺」疑惑とは?
年始には、アメリカの金保有の問題について、トランプ大統領やイーロン・マスク氏も言及し、その真相を暴こうとしていたと動画で語られています。この問題は、なぜ世界の富裕層や各国の中央銀行が現物のゴールドを買い集めているのかを理解する鍵となります。
『年初にトランプ大統領やイーロンマスク氏もこの問題について言及をしていて、暴こうとしていたわけなんですが、一言で言ってしまおうと、もう国家レベルの詐欺みたいな、まそんな話なんですね。YouTube動画「トランプ大統領も確認要求!米国の金庫にゴールドがなければ世界が大混乱で米ドル・米国債は大暴落!」より
特にトランプ大統領は「We hope everything’s fine with Fort Knox, but we’re going to go to Fort Knox — the fabled Fort Knox — to make sure the gold is there. If the gold isn’t there, we’re going to be very upset.」と発言し、フォートノックスを訪れて金が本当に存在するかを確認する意向を示していました。しかし、その後具体的な進展はなく、中身はまだチェックされていない状況です。一方、イーロン・マスク氏はX(旧Twitter)で「Who is confirming that gold wasn’t stolen from Fort Knox? Maybe it’s there, maybe it’s not. That gold is owned by the American public! We want to know if it’s still there.」と投稿し、監査の必要性を強く主張。また、「It would be cool to do a live video walkthrough of Fort Knox!」とライブストリーミングでの確認を提案するなど、積極的に疑惑を煽る発言を繰り返しています。
世界最強の金庫「フォートノックス」の概要と信頼の歴史
フォートノックスとは、ケンタッキー州にある米軍基地に隣接する要塞です。公式には、アメリカが保有する金の約半分にあたる4,580トン(現在の時価で70兆円以上)もの金塊が眠っているとされ、これが「世界最強の金庫」と呼ばれる所以です。
この金庫は1930年代、世界大恐慌の真っただ中に建設されました。ルーズベルト大統領が国民から金を強制的に巻き上げ、国の管理下に置いた時代です。第二次世界大戦中には、アメリカの独立宣言書や憲法、さらにはイギリスの王冠の宝石までここに避難させたとされており、まさに信頼の象徴でした。
フォートノックスの「闇」:疑念を深める3つの問題点
しかし、この信頼は現在も守られているのでしょうか?動画では、フォートノックスの金保有に対する深刻な疑念を裏付ける3つの問題点が指摘されています。
50年間もまともに中身が確認されていない
フォートノックスの金庫の扉が監査のために開かれたのは、1974年が最後だとされています。1974年には当時の造幣局長が金塊に囲まれた写真を撮影していますが、これを最後に、金庫の中が実際に確認されたことはありません。これは「資金金庫の中に大事な金延べ棒とかを保管していて、でそれが50年以上開けられていないと。で、その担当者も、ま50年前に確認したんで大丈夫ですよと」言い張っているような状況だと例えられます。
政府の監査は「身内」による秘密の視察に過ぎない
政府は毎年監査を行っていると主張しますが、その監査は「財務省の身内がやるだけの全く独立性のないものだと言われてます」。さらに、詳細なレポートは一切公開されていません。2017年には当時のムニューシン財務長官が視察に入りましたが、これも「13ある金庫室のうちの1つをちらっと覗いて、それで記念撮影をして金は安全で良かったとTwitterとかに投稿しただけ」であり、政治パフォーマンスやPR活動と受け取られています。
長年この問題を議会で追及してきたロン・ポール元下院議員とその息子であるランド・ポール上院議員は、「国民の財産なのだからちゃんと独立した第三者を入れて全部の金の重さを測って、それがですね、本物なのかどうか確かめなさい」と主張していますが、政府はこれを固く拒否し続けています。この状況は「何かやましい理由があるんじゃないか」と疑われても仕方がないと動画は指摘しています。
帳簿上の金の価値が異常に低く見せられている
フォートノックスに眠る金の公式な帳簿上の価格は、1オンスあたり42.22ドルとされています。これは、ニクソン・ショックで金とドルの交換が停止された1973年から一度も更新されていない値段です。現在の市場価格は1オンスあたり2,500ドルを超えているため、帳簿上は市場価格の60倍以上も安い値段で計上されていることになります。
この状況は「意図的にその金の本当の価値から国民の目をそらせようとしている」意図があるのではないかと動画は指摘しています。
もしフォートノックスの金が空っぽだったら何が起こる?
もし万が一、フォートノックスを開けて金がなかったとしたら、市場は大きく反応するでしょう。
米ドルの急落
もし万が一フォートノックス開けてで金がなかったとなるとベードルが急落するとか、まそういった最悪のシナリオも想定されます。
YouTube動画より
金そのものの絶対量は変わらないにもかかわらず、ドルの信頼性への疑問が、ドルの価値を大きく下げることになります。
ペーパーゴールドの信用崩壊
投資家が金に投資する方法には、現物のゴールドを保有する方法と、「ペーパーゴールド」に投資する方法の2つがあります。ペーパーゴールドとは、金ETF、先物取引、銀行の金口座など、現物を直接持たずに金の引き換え権を売買するものです。取引が簡単で手数料も安いため多くの人が利用していますが、ここに大きな落とし穴があります。
市場で取引されているこの金の引き会、まつまりペーパーゴールドの総額と、まその裏付けとなるはずである本物の金塊の量、この比率が今とんでもないことになってるんです。
YouTube動画より
専門家の分析によると、その比率は控えめに見積もっても100対1、ひどい場合には500対1にもなると言われています。これは、1つの金塊に対して100枚や500枚もの引き換え券が発行されている状況に近く、もし多くの人が同時に現物への交換を求めた場合、パニックが起こることは避けられません。
中央銀行による金価格操作と「金リース」の可能性
政府や中央銀行は、金の価格が上がりすぎることを嫌います。なぜなら、金の価値は通貨の価値を映す鏡のような役割を果たしており、「金の価格が冒頭する(高騰する)ということは人々は政府が発行しているドルや円といった紙幣を信用しなくなっているという証拠」だからです。これは金融政策の失敗を認めることになるため、絶対避けたい事態です。
そこで考えられるのが、「金リース」です。政府が巨大な銀行などに秘密裏に金塊を貸し出すと、銀行はその借りた金塊を市場で売って現物の供給量を増やすことができます。これにより、金の価格は上がりにくくなるのです。政府の帳簿上は金を売ったわけではなく貸しただけなので、保有量は減りません。しかし、「もしこの操作を何十年も繰り返していたとしたら、フォートノックスの金庫の中には本物の金塊ではなく銀行からの借用症だらけになっているかもしれない」という恐ろしい可能性も指摘されています。
なぜ今、フォートノックスの金が問題視されるのか?
フォートノックスの問題が今再び注目されるのには、世界的なパワーバランスが歴史的な転換点を迎えているという背景があります。
世界のパワーバランスの変化と米ドルの「武器化」
1971年のニクソン・ショック以降、世界の金融システムは金の裏付けのない米ドルが中心となっていました。しかし、このドルの絶対的な支配が崩れ始めている兆候が見られます。きっかけは、アメリカがドルを「兵器」として使い始めたことです。
ロシアがウクライナに侵攻した際、アメリカはロシアのドル資産を凍結し、国際決済システムであるSWIFTから締め出しました。これは世界に対し「アメリカに逆らうと、国の資産はいつでも差し押さえることができる」という強烈なメッセージとなりました。
BRICS諸国の中央銀行による現物ゴールドの買い増し
この動きを見た中国、中東の産油国、BRICS諸国などは、「自分たちの国の資産もアメリカの匙加減一つで凍結される」リスクを認識し、急速な「ドル離れ」を加速させています。彼らは貿易決済を自国通貨で行ったり、外貨準備として保有する米国債を売却したりしています。
そして、売却したドルで買い集めているのが「現物のゴールド」です。特に「中国そしてロシアの中央銀行による金の買い増しはもう異常なスピード」であり、彼らは「いつ紙切れになるのか分からないそんなドルの代わりに、いかなる国家も発行できないそんな本物の金というのをすごい勢いでかき集めている」のです。
金に裏付けられた新しい国際通貨の議論
BRICS会議では、金に裏付けされた新しい国際通貨を創設しようという議論も行われています。すぐに実現するものではないとしても、世界はドルに依存しない独自の経済システムを構築しようとしており、その信用を担保するものとして金を位置づけているのです。もし世界が「金の裏付けのないドルというのを信頼できない」と思い始めたら、物理的なゴールドへの人気が殺到し、銀行の取り付け騒ぎのような事態に発展する可能性も指摘されています。ドイツやオランダといったアメリカの同盟国でさえ、ニューヨーク連銀に預けていた自国の金を本国に送還しています。
私たちはどうすべきか?賢い資産防衛戦略
もしフォートノックスの金庫の中身が空っぽ、あるいは想定されていた量よりもかなり少なかった場合、金融システムの大混乱に陥るリスクがあります。では、私たちはこのような状況でどうすべきでしょうか?
現物ゴールド投資の推奨
動画では、「自分の資産をどこに置くべきなのか何に変えるべきなのかっていうのはもう分かっているのかなと」と問いかけ、現物への投資を強く勧めています。
金のETFに投資するのではなく、保管とか、管理は手間かもしれません。金現物の割合を高めたりとか。
YouTube動画より
ペーパーゴールドのリスクを理解する
金ETFなどのペーパーゴールドは、手軽に投資できる反面、「必ずその金現物と引き換えられる保証っていうのはどこにもない」と指摘されています。フォートノックスの問題が示すように、実物がないのに多くの引き換え券が存在する状況では、いざという時に現物を手にできないリスクがあるのです。
現物ゴールドの種類と選び方
現物ゴールドとして一般的に考えられるのは金塊(金の延べ棒)ですが、これも「あくまでも企業とかが保証している延べ棒に過ぎない」という指摘があります。過去には、中国で金の延べ棒の中心部が金ではなかったり、純度が低かったりする問題が発覚した事例もあります。
そうした事態を避けるためにおすすめされているのが、アンティークコインです。
国家が発行している、そして歴史のある、そしてこれが本物かどうかちゃんと判別してくれる、検査機関っていうところがお墨付きを出している、そんなですね、そのスラブに入っているアンティークコイン、そういったものを買われるといい。
YouTube動画より
ポートフォリオにおける金の割合
もちろん、資産の全てを金に投資するべきではありません。
ご自身の年齢とか、リスク許容度から、適切なバランスでね、買うとか。
YouTube動画より
保管のリスクや持ち運びの不便さといった要素も考慮し、全体的なバランスを見てポートフォリオに組み込むことが推奨されています。
まとめとさらなる学びのために
フォートノックスの金保有を巡る疑惑は、単なる陰謀論では片付けられない、世界の金融システムにおける根本的な問題提起と言えるでしょう。米ドルの信頼性が揺らぎ、各国が自国の資産防衛に動く中で、現物ゴールドの重要性はますます高まっています。
この動画では、「世界の富裕層はなぜS&P500を買わないのか」という書籍も紹介されており、ポートフォリオの組み方や資産の棚卸しシートなど、具体的な資産防衛戦略について詳しく解説されています。LINE登録で動画内容のPDFや限定動画もプレゼントされているので、ぜひ活用して、今後の資産運用に役立ててください。