ふきんとうだより

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藤井聡太王将対永瀬拓矢九段 第74期王将戦第三局 藤井王将が防衛に王手

後手の藤井聡太王将が逆転勝ち

第74期王将戦の第三局では、後手を指した藤井聡太王将が永瀬拓矢九段に勝利しました。134手で決着がつき、藤井王将が三連勝を達成し、王将位の防衛に王手をかけました。

戦型と経過

この対局は角換わりから始まり、藤井王将は右玉で対応しました。戦型が進むにつれて、永瀬九段が中盤でリードを広げる場面も見られましたが、藤井王将の深い読みと戦略的な馬作りにより、局面は徐々に後手に有利な形勢へと変わりました。98手目で藤井王将が長考した後、最終的には永瀬九段に究極の一択を突きつけ、大逆転勝利を収めました。
 

食事内容

一日目昼食

藤井王将は「手打ち蕎麦(鉄火丼バルサミコ寿司飯、香の物)に煎茶」、永瀬九段は「うな丼(う巻き、お吸い物、香の物)」「ハーブティー」を注文。

二日目昼食

藤井王将は昨年と同じ「かじか出汁のラーメン(自家製麺、柔豚チャーシュー、行者にんにくミニチャーハン、猪の春巻きに和紅茶」、永瀬九段は、前日と同じく「うな丼(う巻き、お吸い物、香の物)にハーブティー」を注文しました。

局後の両者の感想

藤井聡太王将:「今日の対局は非常に厳しいものでしたが、終盤で見つけた一手が勝負を決めたと思います。永瀬九段の強い指し手に対してどう対応するかが課題でした。」
 
永瀬拓矢九段:「中盤でリードできたと思いましたが、後半の攻守の切り替えが上手くいかず、悔しい結果になりました。藤井王将の読みの深さにはいつも驚かされます。」
 

第四局の展望

第四局は、藤井王将が先手番となります。これまでの対局での経験を踏まえて、永瀬九段は反撃を試みることが予想されます。特に、藤井王将の後手番二局を含んでの三連勝は注目すべき点であり、永瀬九段がどのような戦略で挑むのか、さらに藤井王将がどのように先手の利を活かすのかに注目です。ここまでの流れでは、藤井聡太王将の優位は揺るぎませんが、永瀬拓矢九段の奮起にも期待しましょう。