2025年2月22日、第50期棋王戦コナミグループ杯五番勝負の第二局が、石川県金沢市の「北國新聞会館」にて行われました。藤井聡太棋王(22)と挑戦者・増田康宏八段(27)が対決し、将棋ファン注目の戦いが繰り広げられました。ここでは、結果や戦型、食事内容、両者の感想、そして次局への展望をお届けします。
藤井棋王が後手番で勝利
第二局は藤井聡太棋王が140手で勝利を収めました。先手の増田康宏八段を後手番で迎え撃った藤井棋王が、2連勝で防衛に王手をかけました。対局は終盤まで緊迫した展開となり、藤井棋王の冷静な判断と鋭い反撃が光る一局となりました。
戦型と経過
本局の戦型は「雁木」。後手番の藤井棋王がこの戦型を選択し、前例の少ない力戦模様の将棋となりました。以下に具体的な手順と評価値の推移を示します。
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序盤:
増田八段が先手で角道を開けました。藤井棋王は角道を止めて、角換わりではなく雁木模様で応じる形となりました。この形は、藤井棋王がデビューから29連勝した時のもの。その時は、先手が、藤井四段(当時)。後手が増田四段(当時)。双方が慎重に駒組みを進めました。31手目に増田八段は☗5五歩と仕掛けました。
昼食休憩時の評価値は「増田50:藤井50(互角)
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中盤:
中盤、増田八段が攻勢に出ましたが、藤井棋王が自然な指し手で徐々に歩得を重ね、形勢も少しずつですが、後手に傾き始めます。17:55時点(74手目)の評価値は「増田41:藤井59」(藤井有利)。ここから藤井棋王が主導権を握る展開になります。
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終盤:
80手目の飛銀両取りあたりから藤井棋王の攻めがポイントを上げます。しかし、増田八段も飛車を打ち込んで攻めを敢行。しかし、藤井棋王が巧みに受けて、増田八段の攻めを封じました。投了時は、まだ詰んでいませんでしたが、増田八段は攻防共に見込みなしと判断。力戦調の雁木らしい激しい応酬が印象的な一局で、特に藤井棋王の受けが光りました。
食事内容
対局中の食事やおやつは、将棋ファンの楽しみの一つです。以下に詳細を記載します。
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午前のおやつ(10:00頃):
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昼食(12:00~13:00):
局後の両者の感想
対局後の感想戦では、両者が本局を振り返りました。
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増田康宏八段:「中盤までは自分のペースで進められたと思ったんですが、終盤で読みが甘くなってしまいました。藤井棋王の受けが予想以上に強くて、反省点が多いです。次局では修正して臨みたいです。」悔しさを滲ませつつも、次への闘志を感じさせる発言でした。
第三局の展望
第三局は2025年3月2日、新潟県新潟市の「新潟グランドホテル」で開催予定です。藤井棋王がこのまま3連勝で防衛を決めるのか、それとも増田八段が初勝利を挙げて巻き返しを図るのか、シリーズの行方が注目されます。増田八段は後手番となり、雁木や角換わりなど藤井棋王の得意戦型への対策が鍵に。対する藤井棋王は、先手番の優位を活かしつつ、連勝の勢いを維持できるかが焦点です。将棋界の頂点を争う両者の戦いは、次局も目が離せません。